Xperia離れが進んでいるっぽい

[記事公開日]2017/02/05
[最終更新日]2017/02/06


Sonyの2016年度第3四半期業績説明会の補足資料[ PDF]をチェックしてみました。5ページ目の「 Unit sales of key products 主要製品販売台数」に注目。2016年度第3四半期までのデータですが、その表から必要な範囲を引用しておきます。

FY14 FY15 FY16
Q1 Q2 Q3 Q4 FY Q1 Q2 Q3
Smartphones 39.1 7.2 6.7 7.6 3.4 24.9 3.1 3.5 5.1
PlayStation®4 hardware 14.8 3.0 4.0 8.4 2.3 17.7 3.5 3.9 9.7
Digital cameras 8.5 1.7 1.6 1.8 1.0 6.1 0.8 0.8 1.6
LCD TVs 14.6 2.6 3.0 4.2 2.4 12.2 2.7 3.1 4.1

FY14(2014年度)の台数と比べ、FY15はPlayStation®4以外は台数減。特にSmartphones(Xperia)が大幅に減っていたわけです。今回発表された数値を見ると、FY16は前年比でさらに激減。2015年6月頃の発売でユーザーから欠陥品呼ばわりされたXperia Z4(Xperia Z3+)が戦犯となり、そのあたりからユーザーに見放されてきているようにみえる気がします。

海外の状況は販売地域を減らしていたぐらいしか知らないので詳しい状況はよくわかりませんが、日本国内に限っていえば、スマートフォン初期の国産Android端末がゴミ品質ばかりだったから、消去法でXperiaが支持されていたにすぎないわけですもんね。失望させてしまったら、Xperiaお前もか……となるのが容易に想像できます。すでに国内の主戦場は、iPhone対Android格安端末へと移っている感じがするし、Xperiaが国内で復活するのはかなり困難な状態になっていそう。1度失った信用は簡単には回復させることができない上に、今後は価格競争にも巻き込まれる可能性が大きいですもん。

あと危険水域になっているのはデジタルカメラですね。デジタルカメラ市場は急速にキヤノン一強時代になってきているから、絶望的な戦場といえそう。公表されているカメラの台数はコンパクトデジカメとレンズ交換式の一眼カメラの合計ですが、確かSonyってBCNランキングでは2014年頃が勢いの頂点で、それ以降シェアの減少が続いている記憶があります。地震でイメージセンサーの生産工場が被災したこともある程度は影響しているのかもしれませんが、デジカメも厳しそう。自分も次にコンパクトデジカメを買う機会があればキヤノンを選ぶつもりだしね。普通に使っていてのコントロールホイールだけの不調で修理に出したら、頼んでもいない何も問題がないレンズ部分交換が必要とか言われて保証期間内での有償修理になったSonyのコンパクトデジカメなんて、自分はもう絶対に選ばんしな💦

ただ、Sonyは自社のデジカメが万一完全コケをしてもデジカメ・スマートフォン向けのイメージセンサーで圧倒的シェアを持っているから、事業的には問題ないんじゃないかな。Sonyのデジカメは高級路線で利益率のいい製品に特化していく未来がみえる。

とりあえず、自分は2017年もSonyを投資対象に入れないことを決めました💦

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