月: 2016年1月

アニメ, 写真
あけぼの子どもの森公園(雪のムーミン谷)

有間ダムドレミファ橋の次に榊さんしまじろうさんと一緒に向かったのは、『ヤマノススメ』にも出てきた「あけぼの子どもの森公園」でした。まだ雪が残っているというのを知り見に行ったわけですが……。ムーミン屋敷が修繕工事中だったという。残念だけど珍しい光景を見られたのかもしれない。ムーミン屋敷は建物の形状が特殊だから工事が大変そうであります。

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工事でムーミン屋敷前が封鎖されていたので、『ヤマノススメ』に登場していた子ども劇場のほうから森の家を見て、奥の森のほうから水あび小屋へ。ここなちゃんが読書していた森の家には今回は入りませんでした。

2016-01-23_15.27.50_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/2000sec-HDR 2016-01-23_15.28.24_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/1250sec-HDR 2016-01-23_15.29.03_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/1600sec-HDR 2016-01-23_15.29.51_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/1250sec-HDR 2016-01-23_15.30.56_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/1250sec-HDR 2016-01-23_15.31.31_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/200sec-HDR 2016-01-23_15.35.00_SONY_ILCE-7S_ISO100_F6.3_1/60sec 2016-01-23_15.35.36_SONY_ILCE-7S_ISO100_F5.6_1/60sec 2016-01-23_15.36.48_SONY_ILCE-7S_ISO100_F9.0_1/80sec

この日は、水あび小屋をメインに撮ってみました。修繕工事の映り込みが発生しないようにしようとすると、かなり角度が制限されるのがつらかったかな。雪で歩きにくいというのもあったし。

2016-01-23_15.38.54_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/1250sec-HDR 2016-01-23_15.43.48_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/800sec-HDR 2016-01-23_15.47.38_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/800sec-HDR 2016-01-23_15.49.52_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/400sec-HDR 2016-01-23_15.51.35_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/640sec-HDR

眺めたり撮影したりで35分ぐらいムーミン谷に滞在していました。このあとは食事をして帰宅。

2016-01-23_15.55.46_SONY_ILCE-7S_ISO100_F5.0_1/80sec 2016-01-23_15.56.07_SONY_ILCE-7S_ISO100_F6.3_1/80sec

※撮影機材はSonyのα7S+SEL35F14Zです。

写真, 飯能
飯能の吾妻峡ドレミファ橋

榊さんと行った有間ダムからの帰りに、吾妻峡を見に行ってみました。ここも雪が残っている場所があって新鮮。『ヤマノススメ』では夏の吾妻峡とドレミファ橋が描かれていましたが、今回訪れたのは真逆の冬。

左岸側からの訪問は久しぶり。草木が伐採されていて、吾妻峡の看板がよく見えるようになっていましたね。いつの間に!? ドレミファ橋は中央の広いところだけ雪が残っている状態。左岸側の少し上流にベンチがあるけど、前からあったかなぁ。記憶にないんだけど、しっかりとベンチは固定されていて増水時に流れてきた草や枝が引っ付いているから、記憶に残っていなかっただけなのだろうか。ここまではコンパクトデジカメのDSC-HX90Vで撮影しています。

2016-01-23_13.30.55_SONY_DSC-HX90V_ISO80_F3.5_1/125sec 2016-01-23_13.31.38_SONY_DSC-HX90V_ISO80_F3.5_1/100sec 2016-01-23_13.32.30_SONY_DSC-HX90V_ISO80_F3.5_1/80sec 2016-01-23_13.33.29_SONY_DSC-HX90V_ISO80_F3.5_1/100sec

あとはα7S+SEL35F14Zで撮影していきました。水が澄んでいていい雰囲気。ドレミファ橋に引っかかっている枯葉と木の枝がなければもっとよかったんだろうけど。穏やかな流れだったのと、看板周辺が開けて明るくなったから、水面に吾妻峡の看板が割ときれいに映り込んでいるのが見られてよかったかな。

2016-01-23_13.37.56_SONY_ILCE-7S_ISO125_F4.0_1/60sec 2016-01-23_13.43.25_SONY_ILCE-7S_ISO200_F4.0_1/160sec 2016-01-23_13.43.56_SONY_ILCE-7S_ISO160_F5.0_1/160sec 2016-01-23_13.44.14_SONY_ILCE-7S_ISO125_F5.0_1/160sec 2016-01-23_13.46.59_SONY_ILCE-7S_ISO100_F4.5_1/160sec 2016-01-23_13.55.53_SONY_ILCE-7S_ISO100_F5.6_1/60sec

Googleフォトで作成されたHDR写真も2枚だけ載せておきます。

2016-01-23_13.38.17_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/640sec-HDR 2016-01-23_13.41.23_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.8_1/80sec-HDR

寒かったんだけど20分ぐらい撮影したり眺めていたようです。その後はタイムズマートへと移動してドリンク補給をしました。

ダム・堰, 写真, 飯能
雪の残る有間ダム

まだ雪が残る埼玉県の飯能市にある有間ダムを見てきました。2016年1月23日のことです。雪が降ってから5日ほど経過していたと思いますが、気温が低くて日陰はまだ雪が残っている状態。堤体はまだ白いところが多くありました。

※特に明記していない限り、撮影はSonyのミラーレス一眼カメラα7S+SEL35F14Zで行ない、Googleフォトで作成されたHDR写真を使用しています。

2016-01-23_11.31.45_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/6400sec-HDR 2016-01-23_11.32.13_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/1000sec-HDR 2016-01-23_11.32.36_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/1600sec-HDR

雪が残っていて歩きにくいのですが、榊さんと左岸側を登ってみました。鹿が入らないように入口には扉があるんだけど、上のほうに鹿らしき足跡があったような……。どこかから回り込んで入られているような気がします。雪が残っていてハマったり、少し凍っていて滑りやすかったり、溶けているところは泥濘んでいたため、一番上までは行かず。登っても木が邪魔で堤体が見えないだろうしね。

2016-01-23_11.37.30_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/1250sec-HDR 2016-01-23_11.37.47_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/2500sec-HDR

登って行くごとに景色が変わっていくのはいいんだけど、堤体を見ることができる場所は限られているのが惜しいというか。

2016-01-23_11.40.28_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/1250sec-HDR 2016-01-23_11.41.51_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/2000sec-HDR 2016-01-23_11.47.58_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/3200sec-HDR 2016-01-23_11.48.57_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/2500sec-HDR 2016-01-23_11.58.09_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/2500sec-HDR2016-01-23_12.08.43_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/8000sec_2 2016-01-23_12.10.23_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/2000sec-HDR 2016-01-23_12.12.02_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.7_1/4000sec-HDR 2016-01-23_12.15.55_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.7_1/4000sec-HDR

2016-01-23_11.59.24_SONY_DSC-HX90V_ISO80_F5.0_1/250sec
なお、これはSonyのコンパクトデジカメのDSC-HX90Vでズームして撮影してみた写真。

あとはHDRではないα7Sの写真も載せておきます。ボケ具合の確認でAモードで撮影した写真もあるんだけど、今思うとAモードではPlayMemories Camera Appsの「ブラケットPro」を使って絞り違いで撮ればよかったかもしれないなぁ……。すっかり忘れていた。

2016-01-23_11.42.47_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/5000sec
α7S, SEL35F14Z, ISO100, F2.0, 1/5000sec
2016-01-23_11.47.04_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/8000sec
α7S, SEL35F14Z, ISO100, F1.4, 1/8000sec
2016-01-23_11.56.32_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/8000sec
α7S, SEL35F14Z, ISO100, F2.0, 1/8000sec
2016-01-23_11.45.27_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/4000sec
α7S, SEL35F14Z, ISO100, F1.4, 1/4000sec
2016-01-23_11.45.14_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/1600sec
α7S, SEL35F14Z, ISO100, F2.0, 1/1600sec
2016-01-23_11.45.38_SONY_ILCE-7S_ISO100_F4.0_1/500sec
α7S, SEL35F14Z, ISO100, F4.0, 1/500sec
2016-01-23_11.45.51_SONY_ILCE-7S_ISO100_F8.0_1/125sec
α7S, SEL35F14Z, ISO100, F8.0, 1/125sec

当初の目的だった幻の有間ダムカレーは今回も見ることが叶わず。というかダムカレーのメニューが撤去されていたような。むむむ。仕方がないので、レストランHAMAで食事をして市街のほうへと戻ることになりました。

アニメ, 写真
『温泉幼精ハコネちゃん』の聖地を少し見てきた

2016-01-22_18.59.28_SONY_ILCE-7S_ISO20000_F4.0_1/60sec温泉幼精ハコネちゃん Blu-ray奥野ダムからの帰りに箱根に少し立ち寄り。『温泉幼精ハコネちゃん』の聖地を訪問です。とはいえ、すでに日没後で暗闇に包まれていました。

OPに出てきている箱根登山鉄道の箱根湯本駅は訪れたけれど、すっかり忘れていて撮り忘れちゃった。熊野神社付近のみ写真を撮ってきました。あと、今回は角度あわせができていません。

※撮影はすべてSonyのα7S+SEL35F14Zで手持ち撮影を行なっています。

※検証用に引用させていただいた画像の著作権は「由伊大輔/COMICメテオ/ハコネちゃん製作委員会」に帰属します。
Copyright © 2015 由伊大輔/COMICメテオ/ハコネちゃん製作委員会

撮影をしてみたのは湯本橋のところから。この橋から上流と下流が登場しています。写真はSCNモード手持ち夜景での撮影。プレミアムおまかせオートよりISO感度が高くなりますが、ピンぼけ率が下がるのでこちらのほうがよい結果を得やすいんですよね。

2016-01-22_18.41.23_SONY_ILCE-7S_ISO25600_F2.0_1/20sec 2016-01-22_18.44.38_SONY_ILCE-7S_ISO25600_F2.0_1/50sec

そして熊野神社。再現性がかなりのもの。この熊野神社は最初の2枚だけSCNモード手持ち夜景で撮影し、残りはプレミアムおまかせオートでの撮影です。やはり明確に手持ち夜景撮影とはっきりさせての撮影のほうがよい感じに撮れますね。

温泉幼精ハコネちゃん 2016-01-22_18.48.12_SONY_ILCE-7S_ISO25600_F4.0_1/60sec 2016-01-22_18.49.01_SONY_ILCE-7S_ISO25600_F3.2_1/60sec  2016-01-22_18.49.36_SONY_ILCE-7S_ISO12800_F2.0_1/50sec 2016-01-22_18.50.37_SONY_ILCE-7S_ISO8000_F2.0_1/160sec 2016-01-22_18.51.05_SONY_ILCE-7S_ISO12800_F2.0_1/30sec 2016-01-22_18.52.09_SONY_ILCE-7S_ISO12800_F2.0_1/30sec

最後に吉池旅館前にある源泉を見て帰還となりました。OPでは斜め上からのシーンですが、光源の関係でうまく撮れなさそうなので、斜め上からは諦め。駅やここは観光地だけに昼だと人が多くて撮影が困難かもしれませんね。

2016-01-22_18.58.54_SONY_ILCE-7S_ISO12800_F2.0_1/80sec

この日はSEL35F14Zに慣れるのも目的だったんだけど、やはりいいレンズだなと感じさせられました。2015年12月に「開発者が語るαレンズ Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAの特徴」に当選して話を聞いた時に次買うのはこれだなって決めていたんですよねぇ。

写真
尾ヶ崎ウィング

下田から奥野ダムへ向かう途中に、「尾ヶ崎ウィング」という展望スポットがあったので立ち寄り。白浜大浜海岸を見渡せるポイントです。一応バス停もあったので、公共交通機関でも来られなくはないみたい。駐車スペースは10台ほど。自販機とトイレしかありません。

2016-01-22_14.03.07_SONY_ILCE-7S_ISO100_F11.0_1/320sec-HDR2016-01-22_14.00.28_SONY_ILCE-7S_ISO100_F14.0_1/100sec-panorama

やっぱり晴れた天気に見る海はいいねぇ……。こういう場所でタイムラプス撮影をするといい仕上がりになりそうです。現在は使われていない建物の横の階段の先に展望デッキが見えたので、ちょいと見に行こうかと思ったら閉鎖されていました。残念。

2016-01-22_14.03.25_SONY_ILCE-7S_ISO100_F11.0_1/160sec-HDR 2016-01-22_14.01.41_SONY_ILCE-7S_ISO100_F11.0_1/500sec-HDR 2016-01-22_14.00.36_SONY_ILCE-7S_ISO100_F14.0_1/100sec 2016-01-22_14.03.38_SONY_ILCE-7S_ISO100_F5.6_1/80sec-HDR 2016-01-22_14.02.26_SONY_ILCE-7S_ISO100_F8.0_1/125sec-HDR

ダム・堰, 写真
静岡県の奥野ダム

青野大師ダムからの帰途で立ち寄ったのが奥野ダムです。下田で食事したりしていたので、到着したのは15:05頃だったかな。堤高は63mで堤頂長は323mのロックフィルダムです。洪水調節・河川維持・水道用水確保の役割を果たしています。

2016-01-22_15.04.54_SONY_ILCE-7S_ISO100_F5.0_1/80sec-HDR

奥野ダムのダムカード配布時間は16:00までなので、どこか別の場所に立ち寄っていたらアウトって感じだったかなと思います。「ねこの博物館」とか気になるところがいろいろあったのが観光地伊豆の怖いところ。明確な目的があったから目標へ向けて突き進みましたが、目的がキッチリ決まっていないと、こういう博物館などに吸い込まれそうですよね~。

なお、奥野ダムの訪問時には、職員の方が作業で出払っていたようで、ダムカードをもらえないかと焦りました。ちなみに今回もらえたダムカードはVer.2.0(2014.9)だったなり。昔、伊東駅から歩いて訪問して雨に降られた時にもらったVer.1.0(2010.7)とは異なりました。写真の角度は同一みたいだけど季節が違うっぽい(もしくは色を調整した?)。裏面を見ると、小水力発電を行なうようになった記述があるんで、それでダムカードのバージョンが変わったのかなぁ。でもダムカードはFNWのままになっていて、発電のPがないのでよくわかりません。帰宅してから気付いたので、職員の方に聞くことができなかったです。とほほ。

見学は天端から行ないました。冬だからすでにだいぶ日は落ちてきていて1枚の写真では微妙となりますが、EVを±0.5で3枚撮ってのHDR写真処理ならば意外と耐えられるケースが多くあります(Googleフォトへのバックアップからの自動作成HDRでもPhotoshopでのHDR作成作業のどちらでも)。こういうケースを想定してEVを0.5もしくは0.7違いで普段から3枚以上撮影しているので今回もセーフでした。ふぅ。

2016-01-22_15.14.20_SONY_ILCE-7S_ISO100_F7.1_1/100sec 2016-01-22_15.13.57_SONY_ILCE-7S_ISO100_F8.0_1/100sec 2016-01-22_15.20.23_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/3200sec-HDR 2016-01-22_15.21.17_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/4000sec-HDR 2016-01-22_15.22.41_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/3200sec-HDR 2016-01-22_15.53.11_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/2500sec-HDR

天端からの見学を終えたら、どん君と上流へと向かいました。飛び石というのが気になったんですよね。どんなものなのか想像を話しながら向かって行ったんですけれど。公園っぽいのはあるものの、飛び石は見えないなとやや不安を感じながらの探索開始。ダム湖の最上流よりも先にありました。満水時は水没する場所っぽいけど、訪問時は見た感じ完全に川でした、はい。飯能のドレミファ橋に似ているなぁ。全国を探せばほかにも同じようなのはたくさんありそうですけどね。

2016-01-22_15.53.52_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/500sec-HDR 2016-01-22_15.55.43_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/1600sec-HDR 2016-01-22_15.57.46_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/640sec-HDR

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時間がなかったので、ダム直下は今回は訪れませんでした。日帰りをするにはやはり伊豆って遠いんですねぇ……。いや、今回は青野大師ダムがあまりにも遠すぎたのが原因だったのかもしれません。行く前から、なんか思っているよりもはるかに遠いんじゃないかって話にはなっていましたから💦

※写真はすべてSonyのα7S+SEL35F14Zで撮影しました。

ダム・堰, 写真
静岡県の青野大師ダム

寒い時期に2015年は雪ダムだといって北へと向かいましたが、2016年は逆に暖かい南のほうをどん君と目指してみました。1月22日に訪れたのは、静岡県の伊豆半島の南端近くにある青野大師ダムです。重力式コンクリートダムで堤高は39.5m、堤頂長は126mと小さめな洪水調節・河川維持・水道用のダム。晴天でかなり良好なダム日和でした。

※注意書きがない限り、Sonyのα7S+SEL35F14Zで撮影した写真とそれらから作成したHDR写真です。

2016-01-22_11.23.14_SONY_ILCE-7S_ISO100_F13.0_1/80sec

青野大師ダムには小手指を早朝の05:30頃に出発しました。途中で休憩を取りながらの長旅で、到着したのは10:40頃。伊豆半島は道路の選択肢が少なくてかなり手強いですね。

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まずは右岸側から青野大師ダムの上流へと向かいます。ダム湖側から堤体をよく見渡せる場所に展望スペースがあるのでそこからまず見学。自然越流式の非常用洪水吐の下にゲートがあるようですね。訪問時は風がなく、非常に美しい映り込みを見せてくれました。その後は橋を渡って左岸側へ。天端からの光景も確認です。下流に堤体を正面から見られる橋がありますね。これは嬉しい。

2016-01-22_10.37.02_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.8_1/2000sec-HDR 2016-01-22_10.38.02_SONY_ILCE-7S_ISO100_F2.0_1/2000sec-HDR 2016-01-22_10.47.09_SONY_ILCE-7S_ISO100_F11.0_1/160sec-HDR 2016-01-22_10.52.43_SONY_ILCE-7S_ISO100_F11.0_1/125sec 2016-01-22_10.54.53_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/2000sec-HDR 2016-01-22_10.57.45_SONY_ILCE-7S_ISO320_F16.0_1/60sec-HDR 2016-01-22_10.58.57_SONY_ILCE-7S_ISO320_F16.0_1/60sec-HDR 2016-01-22_11.01.51_SONY_ILCE-7S_ISO100_F6.3_1/100sec 2016-01-22_11.01.59_SONY_ILCE-7S_ISO100_F11.0_1/80sec 2016-01-22_11.02.42_SONY_ILCE-7S_ISO100_F6.3_1/200sec 2016-01-22_11.03.20_SONY_ILCE-7S_ISO100_F11.0_1/80sec 2016-01-22_11.03.51_SONY_ILCE-7S_ISO100_F5.6_1/200sec

到着時には誰もいない感じだったんですが、見てまわっている間に職員の方が点検でダムを訪れてきたようで、ドアが開いたままになっていて、普段は見られないであろう施設内設備を見ることができたのはタイミング的にものすごくラッキーだったかもしれません。なにしろ、ここを再訪することはまずなさそうに思えるので……。さらに右岸側まで撮影しながら歩きました。

2016-01-22_11.05.10_SONY_ILCE-7S_ISO100_F10.0_1/125sec 2016-01-22_11.05.34_SONY_ILCE-7S_ISO100_F4.0_1/60sec 2016-01-22_11.06.00_SONY_ILCE-7S_ISO100_F6.3_1/60sec 2016-01-22_11.07.14_SONY_ILCE-7S_ISO100_F13.0_1/80sec 2016-01-22_11.08.23_SONY_ILCE-7S_ISO100_F8.0_1/80sec 2016-01-22_11.09.05_SONY_ILCE-7S_ISO100_F5.0_1/200sec 2016-01-22_11.10.37_SONY_ILCE-7S_ISO100_F1.4_1/3200sec-HDR

設備を上下から見比べてみるのも面白いかなと思います。上からではわからない矢印形状の洪水吐と、下からでは見ることができない減勢工。やはりダムは上下両方から見たいですよね。

2016-01-22_11.04.39_SONY_ILCE-7S_ISO100_F8.0_1/250sec 2016-01-22_11.26.04_SONY_ILCE-7S_ISO100_F4.5_1/500sec

下流側からも見てみました。駐車場から川へ降りる階段があったけど、その先からの光景はイマイチだったのでダムを見るためのものではなかったっぽいですね。電線も邪魔ですし。やはり橋から眺めるのがベストであります。

2016-01-22_11.21.10_SONY_ILCE-7S_ISO100_F14.0_1/100sec 2016-01-22_11.27.32_SONY_ILCE-7S_ISO100_F8.0_1/250sec 2016-01-22_11.27.40_SONY_ILCE-7S_ISO100_F5.6_1/200sec

ここでα7S以外で撮影してみた写真も掲載しておきます。

2016-01-22_11.27.57_SONY_DSC-HX90V_ISO80_F5.0_1/1000sec
彩度を高めにしてDSC-HX90Vでズームをかけて撮影した写真。矢印のデザインが最高です!
2016-01-22_11.31.18_SONY_ILCE-5100_ISO100_F11.0_1/160sec-HDR
35mmフルサイズじゃないAPS-C機のα5100にいわゆるパンケーキレンズといわれる薄型コンパクトなレンズSEL16F28をつけて撮影した2枚の写真をPhotoshopでつないだものがこれ。明るければフルサイズじゃないAPS-C機でも画質は問題なしかと思います(Nikonだけは営業上の理由なのかAPS-CをDXフォーマットと別名にしているようです)。風景撮影がメインの自分的には、α5100+SEL16F28の組み合わせはコンパクトデジカメに近い小型サイズで広角16mm単焦点というのが最高と思っていたりして。

ちなみに、この青野大師ダムのダムカードをもらうには、左岸側にある管理所のスタンプを押して、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」(南伊豆町観光協会)か下田土木事務所に持っていって見せないといけないんですよね。直線距離で6.4kmぐらいあったような気がします。当日に撮影したダムの写真でもよいみたいだけど、スタンプも押していったほうが確実だと思います。用紙はだいぶ古いなと思ったのは気のせいということにしておこう。なお、ダムカードをもらう時にスタンプ内の日付を記入されましたので、もらいに行く前に自分で日付を記入しちゃうと、スタンプのみの場合はダムカードをもらえないかも!? 結構離れているので要注意。

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Windows
Windows10は仕様がおかしいんじゃ?

いろいろと次々問題が発生してきていて困っているWindows10ですが、またまたやっかいな問題が発生して辟易させられてしまいます。やはりWindows7へ戻そうかな……。

Windows Updateを以前のような動作に戻したのはいいんだけど、その設定をしていても目眩がする挙動があったんですよね。閉じたりキャンセルするボタンのない更新ダイアログって最低です。

Update

ちなみに、このダイアログが表示されている間は、ダイアログ以外の部分をクリックしても警告音が出るだけでほかのアプリを使うことができないんですよね。タスクを切り換えられないようにするのは迷惑でしかありません。仕事中にこの表示が出たら迷惑でしかないという。

一応、「更新プログラムの入手」ボタンを押せば、Windows Updateの設定画面が開かれて、タスクを切り換えることもできるようになるし、設定画面を閉じれば普通にキャンセルしてそのまま使い続けられるわけなんだけど。翌日になるとまた表示されるから本当にウザい(笑)。まあ、勝手に再起動されるよりはマシではあるが、どうしてMicrosoftはユーザーに迷惑な仕様を次々に実装してくるのかねぇ。仕事でどうしても必要なAdobeのInDesignとPhotoshopが動くのならば、Windows以外のOSに移りたいよぉ~。でも林檎帝國もいやだからなかなか難しい。

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※Escキーを入れ替えていたから反応しなかったけど、キー配置を通常の状態に戻したらEscキーを押すとWindows Updateの設定画面が開かれますね。

Xperia
Xperia J1 Compactを14.4.C.0.136にした

icon-android 更新に失敗して14.4.C.0.136の通知が出っ放しなのが目障りなので、FlashToolを使ってアップデートをすることにしました。今日明日は時間が取っても大丈夫そうだったから、もしコケても復旧できるだろうというわけです。

いつものようにXperiFirmで14.4.C.0.136をダウンロード&Unpackして、FlashtoolからTools » Bundles » Createでpartitionだけ除外してftfファイルを作成。稲妻マークをクリックして作成したftfファイルを使い、Flashを実行しました。WipeはCACHEのみ icon-check-square-o にし、ExcludeはTA/FOTA/UNKNOWNの3つに  をつけます。Flashボタンを押し、Xperiaの電源をオフにしてXperiaの音量  を押しながらPCとUSBケーブルで繋いで更新を開始。

しばらくすると無事に更新が完了したので、電源を入れてみました。何も問題が起こらずに起動すれば楽でいいんだけどなぁ~、って思いながら待っていると、エラーが起こることもなく無事にアップデート成功です。

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もうXperia J1 Compactにはこれ以上システムの更新は来ないと思うので、14.4.C.0.136が最後のBuildになるんじゃないかなぁ。Xperia Z1をいじるついでに先日行なっていた「adb shell wm density 240」も元へ戻されず、240のままだったので安心。

Xperia, アプリ, 投資・金融
楽天証券にマイナンバーを登録

マイナンバーを登録するかと楽天証券にログインしてみたんだけど、登録は郵送かスマートフォンのアプリ「iSPEED」からカメラを使うかのどちらかのようで。郵送は手間だし、スマートフォンからの登録一択だなとなりました、はい。

アプリを起動してログインし、メニューから「マイナンバー登録」を実行。通知カードと個人番号カードのどちらが撮影対象なのか選んで撮影へ進むのですけれど……。まず最初に撮影をしたのはXperia Z Ultra。何度撮影してもうまく認識してくれずに諦め。Xperia Z Ultraのカメラが悪いのかなと思って、仕方なくXperia J1 Compactにもアプリをインストールしてリトライです。

ところが、Xperia J1 Compactでも何度撮影し直しても認識せず。なんという低い認識精度なんでしょ。かなり諦め気味にXperia Z1にもアプリを入れてマイナンバー登録。やっぱりうまくいきません。

郵送による届出はやはり面倒なので、認識精度が低いならば撮影環境を可能な限り理想条件に近づけて撮影してみて、うまくいくことに期待することにしました。

マンションの白い壁で明るいところまで移動し、スマートフォンの影にならないような位置を選んで、通知カードをメンディングテープで歪まないように固定します。そして真っ正面からXperia Z1で数枚撮影してみたら、ようやく認識してくれました。ふぅ、郵送をせずに済んだ。

晴天時の屋外で撮影し、カードの後ろは白い背景、真っ正面から撮るというのが認識させるポイントっぽいですね。

この認識精度の低さでは、郵送による届出をした人がかなり多そうな気がします。認識させられるまで、3機種合計で最終的に50~60回ぐらい撮影した気がする……。

それにしても今年の株式市場はひどい状況だなぁ。

Windows
Windows10のCortanaとBing検索を無効化

デスクトップのPCにはマイクをつけていないので、音声アシスタントのCortanaを使うことはないということで、これを無効化しておきます。ついでにBing検索も使わないので一緒に無効化。

20160113233834 icon-windows キーを押して「Cortana」と入力すると、「 icon-gear Cortanaと検索の設定」が表示されるので、それを選択して開きます。

Cortanaをオフに、検索履歴を保存したくない場合は「デバイスの検索履歴」もオフ、検索ボックスでBingを使わずにPC内だけ検索するようにするには、「オンラインで検索し、Web検索結果を含める」をオフにすればOKです。

Cortana設定Windows10 Pro版であれば、グループポリシーエディタからも無効化することもできます。 icon-windows キーを押してスタートメニューか、  キー+Rキーを押してファイル名を指定して実行から「gpedit.msc」と入力してグループポリシーエディタを起動。

ローカル コンピューター ポリシー   コンピューターの構成  管理用テンプレート  Windows コンポーネント  検索と辿っていきます。

「Contanaを許可する」を編集し、無効を指定するとContanaは無効化されます。「Web検索を許可しない」「Webを検索したり[検索]にWebの検索結果を表示したりしない」でBing検索を使うかどうかを設定可能です。

Cortanaを許可する

とりあえず、Contanaを使うことはないのでグループポリシーエディタで無効化しておいたけど、Bingのほうは設定のほうで無効にしただけ。デフォルトブラウザをGoogle Chromeにしているので「NoBing」を使えばタスクバーからの検索でGoogleのWeb検索結果を表示できるから、そのうち使うかもしれないなと思ってグループポリシーエディタでの無効化は行なっていません。

 

ダム・堰, 写真
群馬県の屋敷川取水ダム

道平川ダム相沢川取水ダム市野萱川取水ダムと訪問して、最後に訪れたのが屋敷川取水ダムでした。堤高16mで堤頂長49.5mと小さな重力式コンクリートダム。相沢川取水ダム市野萱川取水ダムと共に、1989年着工で1991年竣工と取水ダムが3つ同時に建設されたんですよね。ここも洪水調節、河川維持、水道用水の確保が目的のダムです。

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同時期に建設されているから似ているな~って思うのはお約束でしょうか。設計コストとか考えるとある意味当然の結果になるのかなぁ。しかし、取水ダムはあまり訪れる人がいないようで、道が……(苦笑)。ダムのやや上流には砂防ダムがあって、そっちのほうが絵的によさそうとか思ったのは自分だけじゃないと思う。

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※撮影機材はSonyのα7S+SEL1635Zと、DSC-HX60Vです。

ダム・堰, 写真
群馬県の市野萱川取水ダム

道平川ダム相沢川取水ダムの次に訪れたのは、市野萱川取水ダムでした。堤高25mで堤頂長91mの小さな重力式コンクリートダム。ここも洪水調節、河川維持、水道用水の確保が目的となっています。

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左岸側の道路は車両通行止めでした。とはいえ地元の方は通っていました。ゲートもあるんだけど、ゲートは結構長い期間使われた形跡がなさそうな感じ。道路も荒れていますね。ゲートからは5分もかからずに市野萱川取水ダムが見えてきました。台風の跡となる流木が目立ちます。道平川ダム周辺の3つの取水ダムの中では一番大きいダムではありますが、やはりコンパクトだなという印象でした。流量は多めでした。

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※撮影はSonyのα7S+SEL1635Zと、DSC-HX60Vで行ないました。

ダム・堰, 写真
群馬県の相沢川取水ダム

道平川ダムの次に向かったのは相沢川取水ダムでした。堤高16.5mで堤頂長64.5mという小さな重力式コンクリートダムです。洪水調節、河川維持、水道用水の確保が目的。河川法上では15m以上がダムだから、ギリギリに近い堤高だったりします。

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主目的は取水なので、普段から貯水はしていないようです。ほとんど水はなし。ほとんど川って状態。水の色がきれいでしたね。大雨の後だと状況はだいぶ異なるのでしょうけれど。洪水調節は自然越流方式になっています。右岸側にある説明の看板のある場所は、草が育っていて手入れがされていない感じで、近寄るのがちょっと大変でした。この日は取水側にはあまり流れていない感じだったかな。

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※撮影はSonyのα7S+SEL1635Zで行ないました。

Xperia
Xperia Z1の画面を広げてみた

もうすでにXperia Z1を購入してからずいぶんと時が流れたなと思っているわけで、壊れたら新しい端末に買い換えようと考えているのに全然壊れません。2桁は落しているのに壊れていないし頼もしいです。水中撮影なんかはカタログスペック以上の無茶をしても大丈夫だったし、いい端末だな~って思っています。

意図的に壊してしまったら「壊れたら買い換え」というのが本末転倒になってしまうわけで、積極的に壊そうとかって行動はしてません。水中撮影の時はそろそろ買い換えを検討してもいいかなと思ったため、純粋に耐えられるのかという好奇心で行なったもので、万一壊れても手持ちの端末がほかにも数台あったから実験しただけで、完全に自己責任で好奇心を満たすための実験だったわけです、はい。

ハードウェア的には過酷な使用をしたこともあったなーっていうXperia Z1に、今回はソフトウェア面で実験を行なってみました。画面の解像度をいじくり。Xperia Z Ultraをメインに使っていると、ほかの端末でホーム画面に置けるアイコン数の違いとか、ブラウザの表示が狭いな~とか、いろいろ不満がたまっていくんですよね。ホーム画面だけならばAndroidはSonyのから別のホーム画面アプリにすればいいだけではあるんだけど。

とりあえず、Android開発者環境のadbコマンドを使ってカスタマイズを行なってみました。この作業は、PCにAndroidの開発者向けSDKをインストールしておいて、Android端末側も設定内の端末情報でビルド番号を連打して開発者向けオプションを表示しておき、USBデバッグをONにしておくことが前提条件となります。Xperiaの場合は接続時にPCへのソフトウェアインストールをキャンセルしなければ、PCからXperiaを扱うためのデバイスドライバも問題なくインストールされるから、問題は起こらないはずです。

USBでPCとXperia Z1を接続して、コマンドプロンプトから以下のadbコマンドを実行。これはXperiaに限らずAndroid端末ならば使えるはず。Androidのバージョンによっては効果がないかもしれないけれど。

adb shell wm density 320

このコマンドを実行すると、変更後の値によっては端末が起動できなくなることがあり得ますので、自己責任で行なってください。設定値によっては端末が起動を完了する前に再起動がかかってしまい、端末が使えなくなるという覚悟が必要となるわけです。以下のコマンドで初期値に戻すことはできますが、起動ができなくなってからではこれを使うこともできませんので……。

adb shell wm density reset

Xperia Z1のdensityは初期値では480だけど、これを320にすることで表示密度を高めて、画面へ表示できるアイコン数やブラウザやOSの通知などの情報量を増やせます。adbコマンド実行後には、端末を1度再起動しないとダメかもしれません。通知領域やアイコンのサイズも小さくなり、4×4の表示から6×6になりました。Xperia Z Ultraと同様になりましたね。タブレット画面になったという感じでしょうか。わかりやすいように、アイコンを配置してみた画面も用意してみました。

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ちなみに手持ちの端末のdensity値は初期値で以下のようになっていました。

  • Xperia Z Ultra : density 320 (1920×1080)
  • Xperia Z1 : density 480 (1920×1080)
  • Xperia J1 Compact : density 320 (1280×720)
  • Xperia Tablet Z : density 240 (1920×1200)
  • Nexus7(2012) : density 213 (1280×800)

画面の解像度が同一でサイズが違うだけなので、Xperia Z Ultraと同じ値にXperia Z1の設定を変更すれば同様の表示になるというわけです、はい。解像度が低いXperia J1 Compactは設定値が同じでも画面の解像度が異なるため、表示数を増やすためにはもっとdensity値を低くしなければなりません。もっとも、小さい画面サイズなのにアイコンも文字サイズも小さくすると使い勝手が悪くなりそうですけど。試しに以下のようにXperia J1 Compactを実行してみました。

adb shell wm density 240

端末の再起動後はアイコンが4×4表示から5×5表示となり、文字も小さくなって画面内に表示される情報量も増えました。しかし、画面が小さいので視認性は自分的には低下してしまったかなぁ。このあたりは個人差があるのでなんともいえないところ。

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Xperia J1 Compactは画面への詰め込み量を増やしてもあまり便利になりませんでしたが、Xperia Z1では使い勝手が向上したかなと思います。コンパクトな端末と、大きい端末はやはり最適な設定というものが違いますね。