月: 2016年9月

Windows, アプリ
Photoshopの環境設定を再作成

どうもWindows10 Anniversary Updateを行なってから、Photoshopのパレットがおかしくなってしまっていました。レイヤー/チャンネル/パス/アクションが毎回閉じた状態で起動するという……。ワークスペースを新規に作り直してみたものの、次回Photoshopを起動したらまた閉じた状態で起動して直らず。

動作には支障がないので、使うときにパレットのタブをクリックすればいいかと思っていたんですが、やはり何度も使っているうちに直さないと面倒だなと感じてきて、しっかり直すことにしました。

Windows10のアップデートで環境設定ファイルが破損することがあるような噂話を聞いていたから、環境設定のファイルを再作成すればよいのだろうと当たりをつけていたので、まずはそこからチェック。

Photoshopを起動していない状態で、エクスプローラーのアドレス欄に、
shell:AppData¥Adobe¥Adobe Photoshop CS6¥Adobe Photoshop CS6 Settings
と入力し、設定ファイルがあるフォルダーを開いて、
Adobe Photoshop X64 CS6 Prefs.psp
を適当にリネーム。

※自分はいつも「shell:appdata」を使っていますが、Windowsの設定をいじっていなければ、「C:¥Users¥ログイン中のユーザーアカウント名¥AppData¥Roaming」を指定したのと同じことになります。

その後、Photoshopを起動したらちゃんとパレットが以前のように開いた状態で最初から使えるように戻りました。最初に検討した対策でちゃんと直ってよかったぁ~。

Android, アニメ, 写真
約2年ぶりの氷菓巡礼報告

9月9日にどん君と訪れた飛騨高山方面。『舞台めぐり』アプリの氷菓をコンプリートしてきたときのことなり。平日の金曜日だというのに、さすが人気の観光地。かなりの混雑でした。観光客の増大はよいことばかりではなく、何か問題が起こっているかもしれませんけれど。今回はほとんどをZenFone3 Ultraで撮影してきました(判別しやすいように設定を変えていたので16:9の写真は全部ZenFone3 Ultra)。

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今回の訪問時。かなり水量が多くて違和感が……。大雨の翌日だったからですね。
前回2014年11月23日に訪問した時の様子がこちら。明らかに水量が異なります。

以前訪れた時は場所を探しながらレンタサイクルで移動していましたが、今回は『舞台めぐり』アプリのおかげで目的地へ迷わず移動できて劇的に楽でした(笑)。以前訪れることができなくて心残りだった場所にもきっちり行けて、大満足。素晴らしい1日でしたね。その時に不眠症でなければ最高だったんだけど、不眠症が発症していて体調が万全じゃなかったのが惜しい。

今回は前回訪れることができなかった学園(そこに行かずにどうする?)と、たくさんありすぎて全部はまわれずに時間切れになった商店街を見ることができたのは大きかったかな。『舞台めぐり』での氷菓の達成率は当日だけで100%となりました。前回訪問時にバッチリ撮っていた写真があったから今回は全部のシーンは撮っていないけれど、結構な枚数を撮影していたんだなと……。まあ、『舞台めぐり』はExif情報が全部空になるのと、写真解像度が端末のカメラ性能よりも下がる点がネックかなと思ったり。ちなみに、『舞台めぐり』はZenFone3 Ultraだと意外なことに4K解像度(3840×2160)で撮影されるようです。掲載しているのは長辺側1920pixelまで縮小処理を掛けていますけれど。

かなりハイペースでまわったわけですが、『氷菓』はかなり好きな作品なので楽しめました。遠出には初陣となったZenFone3 Ultraの(端末独自の省電力機能全部オフ状態での)消費電力の少なさと大容量バッテリーの威力を実感することもできた日でもあります。カメラは苦手シーンが多いかもしれないと思ったけど、端末の標準カメラアプリ以外を使うという選択肢があるので、あまり気にする部分ではありません。

最後にARのキャラクターを重ねているので著作権表記を行なっておきます。これは法的に認められている引用であっても明記しないといけないため、法を守るならば必須なので行なっているはずなんだけど、たまに表記を忘れていることに気付いて慌てて追加していたりするかなり怖い部分だったり。

©米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会

Android, 写真, 小手指, 所沢
ZenFone3 Ultraの写真サンプル集4

今回は明るい状態で撮影したZenFone3 Ultraの写真です。前にお出かけした時に撮った写真からも出していきます。

まずは飛騨高山で9月9日に撮影してきた写真。画像サイズの変更だけで補正はしていません。HDRをオフにしたオートモードでの撮影。HDRを使っていないから逆光で暗部がよく見えないけど、画像編集ソフトでその部分を補正したほうがブレ写真になるよりマシかなと思っての設定でした。撮った写真を見るとオートモードだと陽射しが強いシーンが苦手なのかなという印象。オートモードで撮影した写真がイマイチだった場合には、マニュアルモードでISO感度、露出・ホワイトバランス・シャッタースピードを調整すればいいんだろうけれど、面倒くさいって感じる人は少なくないと思うので、標準カメラアプリの今後の課題となる部分なんじゃないでしょうかね。

当日に撮影した写真だけExif情報が入っていない写真が多くて戸惑うんだけど、『舞台めぐり』アプリをバックグラウンドで動かしたままだったのが影響したんでしょうかね。原因としては考えにくいんだけど、ほかの日との違いってそれしかないし、動かしていないときに撮った写真にはExif情報が入っているんですよねぇ。むむむ、謎の困った現象です。

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続いて地元の小手指駅周辺の写真を少し。小手指駅の近辺だと今の時期は被写体がほとんどないんですよねぇ。紅葉待ちって感じでしょうか。自販機のLionsペットボトルは夜に撮影。

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続いてGIFアニメーションモードを試した結果です。撮影ボタンを押しっぱなしにしている間だけ連続撮影されていくため、撮影ボタンを押しただけだと1フレームか2フレームのアニメGIF画像が出来上がってしまうので注意。撮影した連続写真から、解像度1280×720でアニメGIFが作成されました。ファイルサイズが大きくなるとモバイル環境では大変なので、解像度を抑えているのは正解かな。あまり長いアニメを作成するのは避けたほうがよさそう。長くなるものは動画か低速度撮影(タイムラプス)にするべきかと思います。

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GIFアニメーションモードで撮影したもの。早朝の逆光状態です。写真をクリック/タップでアニメGIF画像を見られます。今回撮影してみたものだと、0.12秒間隔で20フレームのものができあがり、14.6MBというファイ大きなファイルサイズに。掲載しているのはGIF最適化を実行して12.6MBにしたものです。それでも大きい……。

そして低速度撮影(タイムラプス:Time-Lapse)モード。保存されるのは動画となり、解像度は動画と同じものが使われるようです。つまり4Kで撮影することが可能。撮影間隔は1, 1.5, 2, 2.5, 3, 5秒からの選択で自由な撮影間隔秒数指定はできず、出力されるMP4ファイルのフレームレートは選べない模様。結構長い時間撮影したのにわずか14秒になるとは……。三脚などで固定するのは必須となるんじゃないかと。ブレるとか以前に、長時間の映像を作りたいとなると手持ちだとかなりツラいでしょうから。


明るすぎる場所はZenFone3 Ultraの標準カメラアプリのオートは苦手かもしれないという話でした。白飛びしちゃうようなシーンでは、ZenFone3 Ultraの場合はマニュアルモードでISO感度を50か100に設定して、プレビュー画面を見ながらシャッタースピードをいじって調整するのが楽だと思います。たぶんそれだけでオートモードよりだいぶよくなりそうかな。最小の手間で少しでも改善したい場合はそんな感じで試してみるところから始めるのがよいのかもしれません、はい。

それにしてもZenFone3 Ultraは、ここまでマニュアルモードでいじれるのであれば、SモードとPモードも用意しておいてほしいとか思っちゃいますよね~。自分が一番ほしいのはRAWデータ撮影対応だけど。あっ、でもそれと同じぐらい、マニュアルモードの各項目設定値を名前を付けて保存し、必要になったら各設定値を読み込める機能もほしいかもしれない……。

Android, 写真, 小手指, 所沢
ZenFone3 Ultraの写真サンプル集3

ちょっと『Pokémon GO』で5kmの卵を孵化させようとして歩いた際に、また夜の写真をZenFone3 Ultraで撮影してきました。今は仕事で夜型生活となっているため、昼に試したいタイムラプス撮影とかができない状態。とりあえず初稿を出せる目処が立ったので、今日から昼型生活に戻していく予定。あと数日もすればタイムラプス撮影のテストができるんじゃないかなと思います。

まずは前回撮影したのと同じ小手指駅南口の北野公園から撮影していきます。ここはポケストップが2つあるので。今回はポケストップになっている四阿を被写体に選びました。ミニ三脚のPIXI MINI TRIPODETSUMI SmartPhone Adapter LLを取り付けて撮影。

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マニュアル撮影モード。ISO感度100でシャッタースピード20秒の長時間露光で撮影。街灯の明かりが白く飛びすぎました。13秒以下がよかったのかも?
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ローライトモードでの撮影。ISO感度3200でシャッタースピードは1/2秒となりました。
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オートモードでの撮影。ISO感度3200でシャッタースピードは1/8秒。肉眼で見るよりもやや暗いです。画像編集ソフトで自動レベル補正をすれば肉眼で見る程度になりますが、いずれにしても暗くて写真的にはイマイチ感。

場所を小手指駅の南西の方へと移して小手指タワーズを被写体にしてみました。ミニ三脚しか携帯していなかったため、高さが全然足りずに撮影場所が見つからずにウロウロ。結局この場所は手持ち撮影です。

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オートモード。ISO感度3200でシャッタースピードは1/8秒となりました。さすがに手持ち撮影だとブレます。
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ローライトモード。ISO感度3200でシャッタースピードは1/2秒。解像度が低いから写真でのブレが少し目立たなくなります。手前のほうの畑がうっすらと写りました。
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夜景モード。ISO感度3200でシャッタースピードは1/4秒。この写真はブレが目立たないようにうまく撮れました。

せっかくなので小手指車両基地にも立ち寄り。ミニ三脚使えないので、ここも手持ち撮影です。夜だとローライトモードに限らず、オートでも夜景でもISO感度が上限3200に到達しちゃう感じがします。夜でもそこそこ明るい都内の夜景だとまた別なんだろうけどね。

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オートモード。ISO感度3200でシャッタースピードは1/8秒でした。
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マニュアルモード。ISO感度100にしてシャッタースピード1/4秒でチャレンジ。Photoshopで補正をかければそこそこ明るくはできるかなという状態かな。

そして小手指駅の西にある小手指陸橋からの夜景。ここは手すりを利用してミニ三脚を固定して撮影してみました。

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オートモード。ISO感度3200でシャッタースピード1/8秒。夜はこの設定ばかりになるような気がする……。
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夜景モード。ISO感度3200でシャッタースピードは1/4秒。
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ローライトモード。ISO感度3200でシャッタースピードは1/2秒。暗闇用のモード故に、さすがに明るい部分が厳しいですね。撮影中に回送で小手指駅へ向かうレッドアロークラシックが通ったので光跡が入りました。
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HDR Proモード。ISO感度1600でシャッタースピードは1/30秒。肉眼で見るのよりは暗いけど、画像編集ソフトでレベル補正を使って調整するならば夜景モードよりもよさそうです。
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マニュアルモード。ISO感度100でシャッタースピードを2秒にしてみた写真。もうちょっと露光時間を延ばしたほうがよかったかな。
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マニュアルモード。ISO感度100で試しにシャッタースピード13秒の長時間露光で撮った写真です。くっきりと建物が浮かび上がります。薄い雲があったんだけど星も撮れているので、雲がなければ三脚を使うことで星空もある程度は撮影できるのかもしれません。撮影する場所の環境次第だと思いますが、ISO感度を400~1600ぐらいにすればいけそうな気も……。

最後は小手指駅北口の食品館イトーヨーカドーを被写体に選んでみました。もう1カ所撮影しようと思っていたものの、セブンイレブン小手指駅南口店の閉店時間が迫っていたので断念。買い出しを優先しました。

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オートモード。駅前でそこそこ明るいのに、ISO感度3200でシャッタースピード1/8秒になってしまいました。オートモードは暗いシーンのことを考慮されていない?
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マニュアルモード。ISO感度100でシャッタースピードは1.3秒にしてみた写真です。

携帯性のよいミニ三脚と併用することで、意外と夜の写真もいい画質で撮ることが可能いけるんじゃないかなというのが率直な印象。やはり端末に細かく設定をいじることができるカメラアプリが標準で用意されているのは素晴らしいです。ZenFone3 Ultraの場合は、6.8インチという大きい画面で確認しながら撮影できますからね。

Windows, アプリ
Windows10未対応アプリが割とツラい

Windows10の仮想デスクトップは、便利といえば便利だし、イマイチ感もあって、戸惑うばかりの状態なのですけれど。Windows10に未対応のアプリ(対応と表明していても実際の挙動が微妙なアプリ)があるとなかなか運用が難しいですね。

たぶん、どのアプリか関係なく困るのは、アプリの起動時の挙動でしょうか。スタートメニューでもショートカットでもいいんだけどアプリを起動して、遅くて起動が終わらないな~って別の仮想デスクトップに切り換えると、切り換えた先の画面のほうにアプリが現れます。いや、ちょっと待ってくださいよ、起動したタイミングで表示されていたほうのデスクトップで頼みますよ。

起動時だけであれば、まあアプリの起動が完了するまで仮想デスクトップを切り換えないように待てばなんとか許容できなくもないのですが、いやー、まいりました。お手上げです。

処理を実行後は無反応で、処理が終わったタイミングでだけアクティブになるアプリってありますよね。それらの中には、画面に表示されると邪魔だからと意図的に裏のほうの仮想デスクトップで実行しているのに、アクティブなデスクトップのほうに出しゃばってくることがあるという……。勘弁してほしい。TMPEGEncなんかがそれ。やっかいだなぁ~。OS側での対応って感じじゃなさそうだから、アプリ側の対応待ちになるのかな。

でもWindows10って、(ユーザー視点で見た場合に)どこもかしこもおかしいと思っちゃうから、OS側の設計仕様がおかしいんじゃないかと疑ってしまう自分がいる……💦

Android
ZenFone3 Ultraの通話自動録音機能を確認

とりあえず、仕事関係だけは自動録音をするようにしておこうと、設定  通話設定 icon-arrow-circle-right 通話自動録音で自動的に録音をするようにしていた状態にしていたわけですが、仕事関係の着信があった時のことを報告。

通話内容は相手先の声だけでなくしっかりと自分の声も録音されていたので安心。昔試していた通話録音アプリは相手側の声だけで辛かったっていうのも体験していたから(両方録音できるアプリのほうが多かったけど)、相手側の声だけを録音する不便仕様じゃなかったのでホッとしました。端末の出荷時から実用的な通話録音機能が用意されているのはいい感じ。「言った、言ってない」の不毛なやり取りを避けるには録音が一番ですもんね。

あと、ダウンロードしてくるアプリだと、サポートが終了して公開取り下げとかになると困るし、アップデートで端末が録音未対応になる可能性とかもあるわけで。端末が標準で対応しているというのは、通話録音機能を求めている人にとってはたぶん重要なんじゃないかと思います。

録音された音声ファイルは、「/sdcard/callrecordings」フォルダーに、「yyyymmdd_hhmmss_通話相手名.3gpp」の命名規則で保存されていきます(要するに「20160924_001539_いつも疲れていそうな人.3gpp」のようになる)。20分ほどの通話で14.2MBほどでした。音声データはそれほど大きくならないので、たまに整理する程度でもよいかもしれません。

ガジェット
Quick Charge3.0と充電ケーブル

USB電流電圧テスター チェッカーを使って、ケーブル別にZenFone3 UltraへのQuick Charge3.0での充電状態をチェックしてみました。充電器とケーブルの性能を確認するためには必要なアイテム。わざわざ買う必要があるのかとかいわれそうですが、絶対にほしいわけではなかったんだけどあったほうが便利だし、Amazonの送料を無料にする際の調整が必要な時にでも買おうかなみたいな状態だったという。そしてとうとうポチってしまう時が来たというわけですね。Amazonの罠にはめられている……。

テスターを使ってみたところ、ZenFone3 Ultra付属のケーブルは9.07-9.08Vで1.85-1.92A程度で推移。手持ちのケーブルでは、オウルテック USB Type-Cケーブル USB両挿し 充電&データ転送用 OWL-CBJDCMA10-BKでも同様の数値が出ていました。Androidアプリ側だと5V換算でmA表示されるものが多いから、それらが正しいのかと比較する際には、概算として概ね表示されるAの数値を1.78~1.8倍して考えればいいんじゃないかなと(表示される電圧を5で割った値を掛けるわけです)。いずれのケーブルでも、アプリ側では最大でだいたい3500mA表示ぐらいになる感じでした。テスターでみると実際の流量もそれぐらいなので、割と正確だったんだなと思ったり。

(出先で使うモバイル用にオウルテック USB Type-Cケーブル ストロングタイプ OWL-CBJDSCA10-BKも手元にあるんですが、検証をするにはZenFone3 Ultraのバッテリーが少なくなるまで待たないといけないのでしばしお待ちを……。固定電話を解約している自分はバッテリー切れでの回線切断は困るので、無意識につい充電しちゃうことがあるから検証の機会が少ないのです💦) icon-arrow-circle-right ストロングケーブルを確認したところほぼ同様の数値で充電できていました。

Quick Charge3.0ではなくPowerIQのポートから充電すると、5.1Vで1.5Aぐらいになっていたかな。無難な給電をしているなぁ。いや、ほかにも複数の充電先があるからの数値かもしれませんが。


オウルテック USB Type-Cケーブル USB両挿し 充電&データ転送用 TypeA-microUSB to TypeC変換コネクタ付 USB2.0 ストレート 1m ブラック OWL-CBJDCMA10-BK個人的にはかなり役立っているので、オウルテックのOWL-CBJDCMA10-BKはお薦めしたい逸品。USB Type-A側はどちら向きでもOKな両挿し対応になっているし、microUSBでもUSB Type-CでもOKになっていますからね。端子がmicroUSBとUSB Type-Cで混在している際に活躍してくれます。完全にType-Cへ移行するまでの過渡期には大活躍してくれるはずです。これ1本で対応できますもん。もしかすると、デジカメが延々とmicroUSBのままになって末長いお付き合いとなるケーブルかもしれませんが……。

※システムアップデートで13.6.8.17にしたらQC3.0の恩恵を得られなくなります。ご注意ください。

Android, 写真
ZenFone3 Ultraで撮った写真サンプル集2

Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B今回はZenFone3 Ultraを使っての夜の撮影です。ETSUMI SmartPhone Adapter LLが届いたので、ZenFone3 Ultraをいつも携帯しているPIXI MINI TRIPOD三脚に取り付けて暗闇での撮影をしてきました。この組み合わせではそれほどかさばるということもないかも。この日はズボンの後ろポケットに入れて持ち運んでいたから。

ETSUMI スマートフォンアダプターLL ブラック E-6610今回購入したのは端末の幅が65~98mmのものまで対応できるアダプターです。見たところ、あまり評判が芳しくなかったんだけど最近のロットであれば大丈夫なんじゃないだろうかと、思いきって行ってみたという感じだったり。届いた製品は問題ありませんでした。

とりあえず、小手指駅南口にある北野公園にて、ZenFone3 Ultraをミニ三脚にセットして撮影テストを実行。試してみて意外だったのは、マニュアル撮影でシャッタースピードを遅くして長時間露光にした場合に、残り秒数が画面に表示されるということでしょうか。いつ終わるかわからない状態で待つより、あとどれぐらいかわかったほうがいいですよね~。親切な設計だなと思います。

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それでは各モードで撮影してみた写真を掲載していきます。リサイズ以外は一切加工をしていません。

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オートモードでの撮影。ISO感度3200、シャッタースピード1/8秒。肉眼よりは多少よく見えている状態です。
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HDR Proモードでの撮影。ISO感度1600、シャッタースピード1/30秒。夜を撮るモードではないので真っ暗闇なのは仕方ないですね。
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解像度が5Mまで落ちてしまうけど、暗闇用のローライトモード。明るいです。三脚固定なのでしっかり撮れました。ISO感度3200で、シャッタースピード1/2秒。
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夜景モードでの撮影。ISO感度3200、シャッタースピード1/4秒。
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マニュアル撮影モード。ISO感度100でシャッタースピード13秒の長時間露光で撮影を行なった写真です。

マニュアル撮影をしたISO感度100での写真の画質はスマートフォンでの撮影写真とは思えない画質かなと思ったり。ZenFone3 Ultraで夜間の撮影をしたい場合は、三脚に固定できるアダプターの確保は重要かもしれません。ISO感度100はさすがに無理なんじゃないかと思ったんだけど、思った以上にいけたことに驚きです。でも長時間露光は被写体が動かないことが前提だから撮影条件的に厳しいのですけれど。普通に風で揺れることが多いですもんね。

Android
ZenFone3 Ultraを1カ月使っての感想

もうすっかりZenFone3 Ultraだけしか使わなくなってしまっている状態だったりするのですが、まだ使い始めてから1カ月ほどなんですよね。当初不安だったNFCなしは、常用しているさまざまな機能面の満足度を考慮すればデジカメからの写真受信の手間なんて許容範囲内に収まりました。もう片方の不安要素のストラップホールがないから落下が怖いというのは、絶対に落とせない感から意識が頻繁にZenFone3 Ultraに向かうから、今のところは全然大丈夫という感じに……。こちらは慣れた頃がヤバいんだろうって思う。いつかやっちまいそうな自分💦 「STRAP TYPE HEADPHONE CAP for 3.5mm PLUG」あたりを早めに確保したほうがいいのかもしれない。


battery1カ月使ってみての最も素晴らしいのは、バッテリーの保ちでしょうか。あくまでも自分の使い方ではってことが前提条件だけど、使用頻度がそれほど高くない時は充電が2~3日に1回になっているし、使用頻度が高くても1日1回ぐらいかな。ただ、旅行でSNSへの写真共有を頻繁に行なうとさすがに適宜充電が必要となりますが……。なにせ、受信よりも送信のほうがバッテリー消費が激しいですからね。Wi-Fi接続まで送信は我慢とかやればいいのかもしれないけど、それは何か違うような気がする。充電もQC3.0(Quick Charge 3.0)対応充電器を使えば内蔵バッテリー4600mAhのフル充電も100分もあればって感じですし、運用で不便さを感じないことが大きいかなぁ。自分は省電力まわりを全部切って使っているんだけどね。

過去5日の状況の画像をご覧ください。グリッドは1h(1時間)となってますが5日を表示するとグリッドは12時間ごとの線しか画面に表示されません。そんな感じですので、急速充電のQC3.0は本当に早く、消費するペースよりも急激に満充電までやってくれることがわかるんじゃないかと。あまり使わなかった期間はずいぶんとバッテリー消費ペースが遅くて意外に思うというか……。


あと、通信可能エリアの広さを実感できたのが嬉しい。飛騨高山へ行った時に途中で山の中を通ったのですが、LTEのBand19、3GのBand6(いわゆるドコモのFOMAプラスエリア)の電波状況も確認できたのかもしれません。「こんな場所でもLTEだ」とか、「3Gになっちゃったけど通信できる」とか本当に嬉しいですね。やはり世界中でドコモダケのBandにも対応しているのは素晴らしいのひと言。圏外からの復帰もXperia J1 Compactよりかなり早い感じ。まあ、端末のサイズが大きいから内蔵アンテナを大きくできて感度がよいってことなんでしょうけれど。これは以前、5インチの端末からコンパクトな小さい端末に機種変更したときにも感じた違いだったり。ちなみにこの日のバッテリー消費は9000mAhほどで済みました。Xperia Z Ultraの頃と比べて、かなり省電力化が進んでいることを実感できたという。

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(端末のサイズで迷ったら、モックで手に馴染んだのならばサイズが大きいほうを選んだほうが受信感度が有利かもしれない可能性を考慮したほうがよいかもしれません)


GPSの測位が早いのも嬉しいですね。位置情報を使うアプリが快適になりますから。長時間スリープ状態の直後でも、Googleマップでは、だいたい5~10秒もすれば現在位置を取得できるという早さ。GPSを使用したアプリ(GoogleマップやPokémon GO)などをよく使う人にとってはありがたい性能なんじゃないかと思います。Xperia Z Ultraでは酷いときには20分とかかかっていた頃とはずいぶん状況が変わったなという印象。ZenFone3 Ultraでは、GPSの測位を早くするためのアプリは不要って感じ。


ダメだなって思う点は、マルチタスクボタンと戻るボタンの反応が悪いときがあるってことかな。これが頻繁に起こるようだと絶望することになるんだろうけれど、希に発生するぐらいだから今のところそれほど問題には感じていないというか。あまり発生しないから検証が難しいものの、地道に観察を続けたところまったく無反応というわけではなく、数秒のラグが発生することが希にある感じ。反応しないなってもう一度押していた場合だと、タスク一覧が表示された瞬間に2度目の押しが反映されて瞬時に閉じられる。たぶんASUS独自のZenUIが悪いんだと思われます。各社でのカスタマイズはしてもいいけどさ、素のAndroidを使える設定も用意しておいてくれませんかね?💦

それと、通知ランプが着信などの通知よりも充電ランプを優先していて、充電中は通知を知ることができないというのが厳しいと感じる人もいそう。今後のアップデートで改善される可能性はあるけど。開発者向けオプションを有効にして、充電中は画面をスリープモードにしない設定にしている自分には、さほど影響ない部分ともいえますが。ふと思ったんですが、SIMフリーでグローバルに売っている端末がこの仕様なんだから、もしかして充電通知よりも連絡通知が重要なのは社畜社会の日本だけだったりするんでしょうかね……💦

【追記】 忘れていた。ホームボタンが物理キーだから、Google Nowを多用している人には向かない端末だと思う。物理キーだとスワイプできないですもん。一番最初に戸惑いました、はい。ホーム画面にウィジェット配置で回避したけど、いちいちウィジェットのあるホームに切り換えてからタッチは地味に面倒であります。

Android
ZenFone3 UltraのZenMotionはいいね

ASUSのZenFoneシリーズにはZenMotionという便利な機能が用意されています。個人的に多用しているのは、ホーム画面のダブルタップでのスリープ移行。これだけは有効にしておいたほうが便利かもしれません。ZenFone3 Ultraに慣れる前に有効化してしまったからか、スリープに使う電源ボタンは全然さわらなくなってしまいました。スリープ解除はホームボタン兼用の指紋認証を使っているし。

タッチジェスチャーは使っているんだけど、モーションジェスチャーは批評待ち状態かな。便利そうではあるけど、誤作動してやっかいごとが起こったりしないかと不安を感じるしだい。絶対に使いたいってものではない感じだし、「ひっくり返してミュート」のほうだけならば使ってもいいかなという気はしています。

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スリープモード時に画面に文字を描く起動ジェスチャーは、「S」で懐中電灯(初期状態だとIN側の自撮り用カメラだけど使わないと思うので変更した)、「C」でカメラを使っているだけのお試し期間的な状態でありますが、各ジェスチャーはダウンロードしたアプリを含めてすべてのアプリを起動設定できるのがイイですね。自分はジェスチャーで起動したいようなアプリがほかになかったから、2つだけ有効にしただけだったり。「e」で『Pokémon GO』もありかなとは思っています💦

Android, 写真, 小手指, 所沢
ZenFone3 Ultraで撮った写真サンプル集1

ちょっと買い出しへ行った時に、途中でZenFone3 Ultraで写真を撮影してきました。普段からコンパクトデジカメDSC-HX90Vを持ち歩いているから、意識的に撮ろうとしないとZenFone3 Ultraでは撮影をほとんどしないような気がするので、次回の撮影サンプルはいつになるかわかりませんので過度な期待はしないでね……💦

※撮影した画像を掲載用に縮小しただけで、補正は一切行なっていません。

標準カメラアプリにあるパノラマ、ミニチュア、スマートリムーブの3つのモードで撮影も行なってきましたが、まずは小手指駅南口の上空に飛来した航空自衛隊の航空機から。曇天の16:20頃は意外と暗く、デジカメでもAFが遅くなるケースであります。そんな感じですので、タッチ後に撮影までにはちょっと時間がかかる写真もあったのは仕方がないかなと。U-4なのかU-125なのかは、目の悪い自分には撮影時に肉眼では無理だし、この写真だけでは判別できませんでした。

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最近は買い出しをする目的の店に行くまでに、ちょっと回り道をしてポケストップへの立ち寄りをしているんですが、今回もその方向で歩んでいたら途中でYS-11FCが飛来。こちらの方が飛行速度が遅かったからか、AFはほぼ瞬時に行なわれました。これまで使っていた端末がXperia Z1/Z Ultra/J1 Compactと比較的古いものなので、スマートフォン(ファブレット含む)でこんなに早いAFはこの時が初めての体験。ズーム撮影が必要ないのならば、コンパクトデジカメがますます存在価値をなくしていく感じがしますね。

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続いては小手指駅南口にある長野公園でパノラマ撮影をしてみました。これまではGoogleカメラのパノラマ撮影が一番使いやすいと思っていたんですが、今回試した結果、ZenFone3 Ultraのパノラマ撮影も同じぐらいいいなという感触。(そのうち改善されるとは思うけど)SonyのデジカメもSony MobileのXperiaもパノラマ撮影時にスイング速度が早かったり遅かったりすると無慈悲にやり直してくださいと言われるわけでムカつかされていたわけです。最初から撮影し直しになってイライラさせられた人は自分以外にもまわりに多かったようですが……。

ドキドキしながら試したZenFone3 Ultraのパノラマ撮影モードは親切で嬉しかったですね。向きを変えるために動かすのが早すぎるとか、ちょっと上下方向にズレすぎると下や上の方向に動かしてね的アドバイスが画面に表示されるんですもん。指示に従っていれば問題なくパノラマ撮影ができるってわけです、はい。これならばパノラマ撮影の失敗率は劇的に下がるから、パノラマ撮影をしてもいいかなって思う。まあ、映り込んでほしくない人とか車が来ている間は次の撮影指示方向へ端末を向けなければ(向けても撮り直しできて)映り込みなしで撮れるGoogleカメラの方向性がやはり個人的には最善のような気もしたり。

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パノラマ撮影の次に試してみたのは、ミニチュア撮影モードです。このモードはSonyのデジカメにもあったので、これまでもたまにミニチュア的に撮っていました。ZenFone3 Ultraでは標準カメラアプリでミニチュア撮影ができるんですねぇ~。

左側のバー2本はミニチュア化する部分とそれ以外の部分でのEVなどの調整、右側のバーはズームとなっています。ズームは撮影シーンによるかと思いますが、左側の2つのバーは撮影対象をどれぐらい目立たせるかの調整です。調整結果がどうなるのかがわかってきてからが本番かと。初期状態のままで撮影せずに、いろいろ試して慣れるためにいじってみたほうがよいと思います。そのほうが面白い写真を撮れるようになるのは間違いありません、はい。円形状にミニチュア処理をするか、直線的にミニチュア処理をするかを下のタブで切り替えて使います。

処理対象を示している破線をスライドすれば処理対象となる位置を変えられるし、ピンチアウト・ピンチインで2本の指を使えば処理対象の範囲幅・大きさを変えられるし、直線的な処理のほうでは斜めにすることも可能。よって、被写体の魅力を最大限に引き出すように試行錯誤できるかと思われます。6.8インチの画面で見ると処理結果の映像もよく見えますから。撮影者のセンスが光る面白写真を撮れるかも。

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近所にはミニチュア処理をしても面白くなるような被写体はないよな~ってことで、ポケストップでボールを回収した公園にあるすべり台でお試しです。しかし、ミニチュア撮影モードはつらいなぁ……。1280×720の写真になってしまったぞ。スクリーンショットのほうが高解像度って……💦

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普通に見るとこのような普通のすべり台でーす。
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ミニチュア対象を円形で大きめになるように設定して撮った写真。
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効果範囲を水平方向にして、縦方向はすべり台全部が収まるぐらいに広げてみた写真。上下が強くボケるのはそのため。
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効果範囲を円形にしてすべり台よりも小さくしてみた写真。意外と面白く仕上がる感。
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水平方向だけど効果範囲をすべり台の高さよりも低くしてみた写真です。ミニチュア感的にはこれが一番かな?

高彩度にして被写体の周辺以外をぼかせばミニチュアっぽくなるってのは、今となってはデジカメだと普通に用意されている感があったから、スマートフォンの標準カメラアプリまできたんで、誰もが普通に使えるところまで来たのかなという印象。スマートフォンのカメラアプリ機能の底上げがここまで来ていると、特徴(大きな差別化)をアピールできない性能のコンパクトデジカメは今後ヤバそうですね。


%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%a0%e3%83%bc%e3%83%96スマートリムーブもテストしてみました。人や車が動いている都市部で背景だけを撮りたい場合に有効かもしれない機能です。これは5枚連続で撮影をして、動きのある部分を除去した写真を撮ろうというもの。いやー、きれいに消えていますよね……。

しかし、本気で使おうとすると実際には厳しそうかなという印象。5枚しか撮らないんだもん。もっと枚数多いほうがきれいに消えると思うんですけどねぇ。たった5枚の差分から動いている部分を除去するって、結構条件的に限られてしまい厳しいでしょう(技術的な面から見ると将来的には同じ条件でも動いている側がきれいに消えるのかもですが)。

役立てばラッキー程度の機能のようですね。撮影間隔の時間と枚数をユーザー側で指定させてほしいと切実に思います。

check1 check2今回は公園で遊んでいるお子様で検証してみたんですけれど。本人を特定できるような撮影をしていないし、肖像権の問題が起こらないように配慮しているはず……。

そのようにしてスマートリムーブで撮影した結果、5枚撮影後に、ここを消すよって確認が表示されました。該当部分をタッチすると消す前と消したあとの確認ができます。問題が無ければ画面右上の icon-check-circle-o をタップして、動いていた部分を消し去った写真を保存できるというわけです、はい。


今回試してみたパノラマ、ミニチュア、スマートリムーブの3つの撮影モードですが、個人的にはどれもダメだなという結論にいたりました……。撮影された画像的には何も問題はありません。むしろ、結構いいんじゃないのって思うぐらい。ただ、いずれのモードも撮影した画像にExif情報がないんですよ。自分はExif情報なしの写真は画像管理的に困るんですよね。Exif情報まわりは将来的に改善されたりしないのかな?

なお、今回撮影した写真を縮小処理をしていない実サイズでの写真はGoogleフォトのアルバムで公開しておきます。容量不足になりそうになったタイミング(2018年春頃?)で圧縮して容量を圧迫しないようにしてしまうと思いますけれど。

Android, 写真, 小手指, 所沢
ZenFone3 Ultraで夜中に手持ち撮影テスト

台風も温帯低気圧へと変わって、夜型生活が多い自分は小手指駅周辺も雨が止んでいたから買い出しへお出かけ。通りかかった小手指駅が消灯していて真っ暗闇になっているのを久々に見ました。いい機会なので、結構暗いところでZenFone3 Ultraのカメラはどれぐらい撮影できるのかチェックです。もちろん全部手持ち撮影なり。

※ZenFone3 Ultraは光学手ぶれ補正が静止画撮影にはあるので、シャッタースピード設定で3段ぐらい稼いで撮影したのと同じ効果になっているんじゃないかという感触。なお、動画撮影は電子式手ぶれ補正処理のようです。

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標準カメラアプリを使ってオートでの撮影でHDRもオフ。ISO感度3200でシャッタースピードは1/8秒でした。
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標準カメラアプリを使ってオートでの撮影でHDRもオフ。ISO感度3200でシャッタースピードは1/8秒でした。ピントもあっていません。暗い時に使われるらしいレーザーAFはまだ技術的に不安定なんでしょうかね?
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標準カメラアプリを使ってローライトモードでの撮影。解像度は5M Pixelになります(16:9で撮ったので4.2Mからの縮小)。ISO感度3200でシャッタースピードは1/2秒でした。このモードは三脚+アダプターなどで固定しないと厳しいと思われます。でも、これだけ明るく撮れればどうしても撮りたいという旅先での延長戦撮影時に、固定しての撮影ならばある程度期待できそう。
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標準カメラアプリを使ってHDR Proモードでの撮影。ISO感度1600でシャッタースピードは1/30秒でした。これらのパラメータから、そこそこ光量がある場所で手持ち撮影するためのチューニングが行なわれているモードっぽい感じがします。
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おまかせしかできませんが、Googleカメラでの撮影。ISO感度1600でシャッタースピードは1/12秒となっていました。
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標準カメラの夜景モードでの撮影。ISO感度3200でシャッタースピードは1/4秒でした。夜景モードは適度な灯りがあることが前提であって、こういう灯りがほとんどないところのためのモードではありませんから、やはり暗く映ってしまいます。それでも結構がんばっている感じはするかな。肉眼での見た目はこれよりもやや暗かったけれど、これが一番近かったかも。画像編集ソフトを使えばあまり大きくないサイズの写真素材としては十分な品質になりそう。ブレのほうが問題だと思うので、おそらく撮影時には端末を固定するべきですね。
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標準カメラのマニュアルモードでの撮影。ISO感度3200でシャッタースピードは1/2秒。手持ちで一発でこのような写真が撮れるわけもなく、2~3枚撮ってみた中の1枚です。あしからず。

今回撮影してみた結果をみると、思っていたよりもZenFone3 Ultraのカメラは夜もがんばってくれるかもしれないと期待させてくれます。暗闇でこれならばライトアップはなんとかなりそうかなという予感。三脚に取り付けられるアダプターを確保できればZenFone3 Ultraのカメラが活躍できそう。

Android, アプリ
ZenFone3 UltraでOpen Cameraを使うと問題が……

ちょっと試しにZenFone3 Ultraで『Open Camera』(無料:使用したver.1.33の時点では広告もなし)を使ってみたところ、「あれれ?」と気になる点があったので、少々検証を行なうことにしました。設定はCamera2 APIを使っても使わなくても起こったため、撮影した写真のExif情報が足りないのは本体側の問題なのか、それとも『Open Camera』側の不具合なのかを知っておかないといけないと思ったわけです。

Windows10の画像ファイルのプロパティの項目で普段は値のあるところを表にしてみました。比較対象はXperia Z Ultraで撮影した写真です。を/で区切って併記している左側がZenFone3 Ultra、右側がXperia Z Ultraとなっています。は正しい値が入っている状態、△は不正確や取得ミスが起こったもの、は値が存在しなかったものです。まあ、焦点距離とか、そもそも正しいのか判断ができない項目もあるんだけど……。

プロパティ 端末標準カメラ Open Camera Googleカメラ
撮影日時 / / /
プログラム名 / / /
大きさ / / /
/ / /
高さ / / /
水平方向解像度 / / /
垂直方向解像度 / / /
ビットの深さ / / /
解像度の単位 / / /
色の表現 / / /
カメラの製造元 / / /
カメラのモデル / / /
絞り値 / / /
露出時間 / / /
ISO速度 / / /
露出補正 / / /
焦点距離 / / /
測光モード / / △/
フラッシュモード / / /
35mm焦点距離 / / /
明るさ / / /
光源 /△ /△ /△
露出プログラム △/ / △/
ホワイトバランス / / /
デジタルズーム / / /
EXIFバージョン / / /
緯度 / / /
経度 / / /
高さ △/ △/ △/△

以上の結果から判断すると、『Open Camera』側の不具合でした。端末側の問題だったらダウンロードしてくるほかのカメラアプリに影響があって大変なわけで、端末側じゃないことを確認できて安心です。

Open Camera』だとマニュアル設定でISO感度6400でも撮れるんですよね。撮影できる解像度も標準カメラアプリより豊富だったり、対応している端末ならばRAWデータ(DNG形式)での保存もできたりします(ZenFone3 Ultraは対応していた)。ただ、自分はExif情報で写真をリネームして管理しているから、現状だと使えない……。『Open Camera』のバージョンアップで修正(対応?)されることに期待です。

Android
ZenFone3 Ultraの標準カメラアプリ

manualmodeだいぶ経過してしまったけれど、「ZenFone3 Ultraのカメラまわりなどの印象」の続きみたいな内容。撮影モードの一覧はそちらを参照してください。

ハード的にはレンズはf/2.0で35mm換算で25mmと広角で、センサーはSony製を採用していて、標準カメラアプリで選べる解像度は、オートもマニュアルも以下の4種類となっています。

  • 23M 5844×4096 (4:3)
  • 16M 5488×3088 (16:9)
  • 13M 4160×3120 (4:3)
  • 8M 3840×2160 (16:9) ※4K解像度

ホワイトバランスはオートモードでは、オート、曇り、昼光、蛍光灯、白熱灯があり、マニュアル撮影にした場合にはオートか色温度指定で2500K~6500Kの範囲内から50K単位で調節できます。ISO感度はオートモードもマニュアル撮影も変わりがなく、オート、50、100、200、400、800、1600、3200です。明るさもオートモードとマニュアル撮影は同じで、0.3刻みで-2~+2の範囲。

当然タッチシャッターも有効にでき、セルフタイマーはオフ、2秒、5秒、10秒が用意されていました。測光モードは中央部重点平均測光と平均の2種類。タッチ自動露出と顔認識もあります。撮影時に画面の明るさを調整してくれるスマートな明るさというのもあるし、ガイドラインを表示させることも可能。カメラサウンドをオフにしておくと日本国内のSIMを入れていない場合は無音撮影ができ、位置情報の埋め込みはカメラを起動してすぐでも結構入り、画面のちらつき防止で50Hzと60Hzを選べ、省電力モードへの移行に1/3/5分を指定できます。音量ボタンはズームか撮影可のどちらかからの選択でした。

オートモードは暗いとシャッタースピードを思った以上に遅くしてくるため、この特性からして暗いシーンでの撮影時にはHDRを無効にしておいたほうが無難な感じ。

マニュアル撮影においては、シャッタースピードも指定できて、32秒から1/20000秒まで対応。とはいえ、シャッタースピードを遅くして長時間露光しようとすると、6.8インチで横幅94mmのZenFone3 Ultraを三脚に固定できるアダプターが必要か……。Amazonと楽天を見てみたけど、使いにくそうとか品質に不安を感じるものしかないような気がする。今度、秋葉原へ行く機会があったら見てまわってこようかな。

なお、マニュアル撮影では、オートフォーカス以外にマニュアルフォーカスをすることも可能です。そして、画面には端末のセンサーを利用して水準器も表示されるため、マニュアル撮影は割と本格的に撮影できそうかな。


続いてビデオ録画。動画の撮影解像度は4種類です。TVというのに違和感があるかな。ほかが解像度なのだから、SD表記にしちゃダメなんでしょうかね?

  • 4K 3840×2160
  • Full HD 1920×1080
  • HD 1280×720
  • TV 640×480

手ぶれ補正の有効・無効もあり、有効だとやはり端末が結構発熱します。ビデオ録画をパフォーマンス優先にするか品質優先にするかを選べるので、その設定によっても発熱量は変わるかもしれません。あとは、タッチした位置で自動露出をする設定もあり。録画開始後には録画の一時停止アイコンが現れるため、録画を一時的に中断しながら撮影を続けることも可能です。マニュアル撮影でのビデオ録画だと、マニュアルフォーカスであらかじめピントを決めてからの撮影や、録画中の変更も可能でした。


元々Xperia Z Ultraからの乗り換えで、カメラには多くを求めていなかったけど、これは携帯できるミニ三脚とアダプターがあるとかなり楽しめそうな気がします。設定をいろいろいじることができるカメラアプリが標準なのはいいかも。あとはRAW撮影に対応してくれるといいんだけどなぁ……。

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ZenFone3 Ultraの通信まわり

デュアルSIMスロットはどちらもnanoSIMでLTE(4G)でのネットワークを使えるのはデータサービスネットワークの項目で指定したほうだけのようです。片方のスロットはmicroSDカードとの排他使用となるため、自分はSIMではなくmicroSDカードを入れて使う予定。

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通話設定は、初期状態でスマートブロックが有効になっていました。ブロックリストに登録した番号からの着信をブロックしてくれます。録音設定という項目があり、有効にすると「callrecordings」フォルダーに通話を録音することが可能。録音は全ての番号にすることもできるし、カスタマイズして通話相手の番号を指定しての録音、不明な番号からの通話を録音する指定もできます。緊急警報も受信できるし、国内の格安SIMのアクセスポイントもかなり初期状態で登録されているのでだいぶ日本向けに考えられた状態で出荷されているようです。

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