ルーターをTP Link Archer BE6300に更新

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自宅のネットワーク環境

「auひかり」で「マンションのVDSL接続タイプ」となっています。そのため、「auひかり」はKDDI貸与のホームゲートウェイを使わないとインターネットに接続できません。自前のルーターを直に繋いでもインターネットには繋がらないわけです。なお、料金は高いのに最大通信速度は100Mbpsとなっています💦

ホームゲートウェイには無線LAN機能があるのですが規格が古いし、使用するには月額550円も必要となるため、別途自前でルーターを購入し、購入してきたルーターをブリッジモードにしてホームゲートウェイのLAN端子とブリッジモードにしたルーターのLAN端子をケーブルで接続。買ってきたルーターはアプセスポイントとして使い、ルーター機能はホームゲートウェイにお任せすることになります。これが最適解。

ホームゲートウェイとは?

ホームゲートウェイとは、光回線を使ったインターネット接続やひかり電話などの機能を一体化した通信機器です。多くの場合、回線業者からレンタルされます。

  • 主な役割
    • インターネット接続(ルーター機能)
    • 光電話の利用(VoIP機能)
    • Wi-Fi機能(無線LAN)
    • ONU機能(光信号をデジタル信号に変換)
  • 設置場所:家庭内に設置され、複数の機器(PC、スマホ、テレビなど)をネットに接続可能。
  • 提供方法:フレッツ光や光コラボなどのサービス契約時に、業者からレンタルされるのが一般的。

これまで使っていたルーター

NECのAtermWG1800HP2を使用していました。2014年10月9日に発売された製品であるため、そろそろ交換しないといけないと思いつつも、使えないわけじゃないから使い続けていたというわけです。本来はセキュリティー面を考慮して3~5年ごとに買い換えるべきなのですけどね。NECプラットフォームズが無線LANルーターのサポート期間を販売終了から3年後にしていて他社もそれに合わせている感じですので。

ホームゲートウェイのルーター機能を使うため、アクセスポイントでしかない運用ゆえに直接接続じゃないから、危険性は低減されているんじゃないかと判断して古いルーターは更新していなかったんですよね💦

AtermWG1800HP2の主な仕様

NEC製の無線LANルーターで、IEEE802.11ac対応の高速通信が可能な製品です。使用していて特に速度面で困ったことはありませんでした。ハードウェアスイッチで簡単にブリッジモードに設定できるのが楽でよかったですね。

項目 仕様内容
製品名 NEC AtermWG1800HP2(PA-WG1800HP2)
発売日 2014年10月
無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac
最大通信速度 5GHz帯:最大1300Mbps(11ac)
2.4GHz帯:最大450Mbps(11n)
アンテナ構成 内蔵アンテナ×3(3×3 MIMO)
周波数帯域 2.4GHz / 5GHz(W52/W53/W56)
セキュリティ WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP
有線LANポート WAN×1、LAN×4(全ポート1000BASE-T対応)
USBポート USB2.0×1(USBメモリやプリンタ共有用)
対応モード ルーターモード / ブリッジモード / 中継機モード
対応OS Windows、 macOS、 iOS/iPadOS、 Androidなど
サイズ 約33(W)×146(D)×205(H)mm(突起部除く)
重量 約0.5kg
消費電力 最大約13W
その他機能 ビームフォーミング、らくらく無線スタート、こども安心ネットタイマーなど

Wi-Fi 7なのに安かったからTP Link Archer BE6300を購入

うちはマンションなので、年々Wi-Fiのアクセスポイントが増えていって、2025年夏にはアクセスポイントが30以上見えるようになりました。そうなると古い規格だと通信が遅くなったり不安定になってしまうわけで、これはセキュリティー向上と通信の安定性のために買い換えが必要だろうと判断。調べていたときに見かけたのがWi-Fi 7に対応している「TP Link Archer BE6300」でした。Amazonのセールで7425円とは予想以上に安かったのでポチったというわけです。「TP Link Archer BE220」とも記載されているのでややこしい💦

TP Link Archer BE6300の特徴

TP-Link Archer BE6300はWi-Fi 7に対応した高性能ルーターで、最大6.5Gbpsの高速通信と低遅延を実現する2025年時点でコストパフォーマンスが高いルーターの最新モデルです。最高性能を追求している製品と異なり、必要な機能だけで構成されているというエントリータイプの製品なので、求めている機能がないという人は上位機種を検討して購入判断をしたほうがよいかと思います。普通に使うぶんには申し分のない性能だと思いますけれど。

🚀 主なスペックと性能

  • Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)対応

    • 最新のWi-Fi規格に対応し、従来のWi-Fi 6よりも高速・低遅延・高効率な通信を実現。

  • 最大通信速度:6.5Gbps

    • 5GHz帯:最大5765Mbps

    • 2.4GHz帯:最大688Mbps 4K/8KストリーミングやAR/VRゲームにも対応できる帯域幅。

  • MLO(Multi-Link Operation)対応 複数の周波数帯を同時に使用することで、通信の安定性とスループットを向上。

🔌 有線接続と拡張性

  • 2.5Gbps WANポート ×1

  • 1Gbps LANポート ×4

  • EasyMesh対応

    • 他のEasyMesh対応機器と連携して、家中にシームレスなメッシュWi-Fi環境を構築可能。

🛡️ セキュリティと管理機能

  • TP-Link HomeShield搭載

    • 保護者による制限、ネットワーク保護、QoSなどのセキュリティ機能を有料で提供。ただし、ブリッジモードでは機能せず。

  • Tetherアプリ対応

    • スマートフォンやタブレットから簡単に設定・管理が可能。ただしアプリの説明は不親切。

  • VPNサーバー・クライアント機能

    • 外出先からの安全なアクセスや、プライバシー保護に活用可能。

🏠 設置性と互換性

  • 縦置き・壁掛け対応

    • 設置場所に応じて柔軟に対応。

  • 全Wi-Fi世代と互換性あり

高性能ながら価格帯も比較的抑えられており、コストパフォーマンスに優れたWi-Fi 7ルーターとして注目を集めている。特に、高速通信・低遅延・多接続環境を求めるユーザーに向いています。

TP Link Archer BE6300の主な仕様

TP-Link Archer BE6300はWi-Fi 7対応のデュアルバンドルーターで、最大通信速度は6.3Gbps。以下に主な仕様を表形式でまとめました。

項目 詳細内容
製品名 TP-Link Archer BE6300
無線LAN規格 Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)
最大通信速度 合計最大 6.3Gbps(5GHz: 約5764Mbps、2.4GHz: 約688Mbps)
周波数帯域 デュアルバンド(2.4GHz / 5GHz)
有線ポート構成 2.5Gbps WANポート ×1、1Gbps LANポート ×4
メッシュWi-Fi対応 EasyMesh対応
セキュリティ規格 WPA / WPA2 / WPA3
IPv6対応 対応
VPN機能 クライアント&サーバー(WireGuardなど)
対応OS Windows、 macOS、 iOS、 Androidなど
設置方法 縦置き・壁掛け対応
管理アプリ TP-Link Tetherアプリ
その他の特徴 MLO(Multi-Link Operation)による低遅延・高スループット通信
保証期間 メーカー保証3年
発売日 2025年5月22日

TP-Link Archer BE6300 取扱説明書

TP Link Archer BE6300のセットアップ

ルーターとして使う場合は、WANポートにONUやホームゲートウェイからのLANケーブルを差し込んで、TP Link Archer BE6300の側面にあるシールに記載されているWi-FiのSSIDとパスワードを接続したい端末に入力すれば大丈夫なはず。

ブリッジモードで使う場合は、それに加えてTetherアプリをインストールして、マイデバイスで「Archer BE220」を選び、右下の「 もっと」から「動作モード」で「アクセスポイントモード」に切り換える必要があります。なお、「アクセスポイントモード」ではWANポートが使えなくなるので、手間だけどケーブルはあとでLANポートに差し替える必要があります。

基本的にTP Link Archer BE6300の設定はアプリから行なうことになります。そのため、NECプラットフォームズのAtermシリーズと異なり、ブリッジモードへの設定変更はアプリから行なわなければなりません。

Tetherアプリでできること

Tetherアプリは意外とできることは多くありません。家庭向けのルーターに細かい設定がたくさんあっても無駄だと思うので、これぐらいでいいんじゃないでしょうかね。

 

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