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【大前提】マウスは全部Bluetoothにしたい
- 有線接続はケーブルが邪魔で嫌
- 独自2.4GHz帯無線のマウスは同じ周波数帯のBluetoothに干渉する可能性があるから可能な限り回避したい
- 乾電池を使用するマウスは重いから使い勝手的に不可
というわけでして、Bluetoothだけの切り替えで3台に接続できるマウスを探していて見かけたのがELECOMのBluetoothマウス M-TM15BBシリーズでした。BU, BK, PN, WHの4色展開の製品です。なんかほぼ同一仕様に感じる製品もあるみたいですが💦
製品仕様
ワイヤレス方式 | Bluetooth 4.2 Class2/profile:HOGP(ペアリング名:ELECOM Slint CH1/CH2/CH3) |
通信範囲 | 半径3~10㍍(環境による) |
読み取り方式 | 光学センサー方式 |
ボタン | 4ボタン(左右とホイールと戻る) |
サイズ | W55.5 x D103.8 x H28.0㎜ |
重量 | 49㌘ |
連続動作時間 | 約76時間 |
連続待機時間 | 約83日 |
付属品 | 充電用ケーブル[USB-A⇔USB Micro-B](ケーブル長:0.15m)x1、収納ポーチ×1 |
対応OS | Windows macOS iOS/iPadOS Android/ChromeOS |
DPI調節 | 1600固定 |
使用感
- WindowsのBluetoothからマウスのバッテリー残量を確認できる。残り少なくなると通知も出るので、あらかじめ充電済みの別のBluetoothマウスと交代できるから運用が楽。
- 使用している真っ最中に突然省電力モードに入ってしまうことがあって作業をする上で邪魔。そしてなかなか復帰しないことがある。そうなるとマウスの電源を1度オフにしてリスタートさせないといけないというのが非常にイラつかせてくれます。バッテリー残量80%以上でも動作がよく不安定になる。
- 充電に使うケーブルが今どきmicroUSBではさすがに運用が面倒になる。どんどん廃止してUSB-Cに統一したいわけで、microUSBの製品は困りますよね。まあ、マウスは消耗品なので機材更新はそう遠くないうちに発生するかと思いますけれど💦
- とても軽くて手が疲れない。
- 左右ボタンだけはほとんど音がしなくて静か。
- Bluetoothだけで3台の機器を切り換えて使えるのは便利。
バッテリー残量が表示できるのはいいんですが、本製品だけじゃなくバッテリー残量表示に対応しているどの製品もそれほど正確じゃないので過度な期待は禁物です。それでも残量3~10%でだいたいWindowsから警告通知が出るので、充電タイミングはわかるだけありがたいかな。
しかし、すべてを台無しにするなによりも致命的な問題が。使っているときに勝手に省電力モードへ移行して無反応になる現象でしょうか。これ、自分が購入した製品が超ハズレの激レアを引き当てただけなのですかね? WindowsもmacOSもiPadOSでも起こるんで、OS側の問題ではないのは明らかなんだけど……。
中華の安価なBluetoothマウスよりも粗悪な製品の使用体験をするとは思わなかったよ。収納ポーチなんて要らんから、まずまともに動く製品を出荷してくれ。産廃なんか掴まされるのは最悪なのじゃよ。
バッテリー切れでのBluetoothマウスのローテーション運用時に、何度も投入してみましたが、さすがにこれは無理だろうということで3カ月ほどの使用後は運用から外しました。充電端子がUSB-CになってBluetoothだけで3台対応のマルチペアリング製品が出たらまた懲りずに釣られるかもしれません💦
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