この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約4分50秒で、速読ですとその半分ぐらいです。
USBケーブルをマグネット変換
久しぶりにUSBケーブルをマグネット変換して使って見ることにしました。以前試したのは2014年と2018年。今回は7年ぶりのリトライとなります。
CIO-MGCT-I-CCはUSB-Cケーブルを変換するという製品です。自分はブラックを選びましたが、ホワイトとパーブルもあります。
昔の製品は夏場に異常に高温になってUSB端子に故障などの悪影響が出そうだと思って使用を中止してしまったわけですが、今回の製品は夏も大丈夫なのか気になるところです。5月末の時点(室温29℃💦)では発熱が発生していないのでたぶん大丈夫そうかな。
自分は端末とUSBケーブルの間に挟むタイプの製品を選びましたが、端末側コネクタ+電力計付きUSBケーブルの製品もあるので、電力計が必要でしたらそちらを選んだほうがよいかもしれません。端末側に取り付けるコネクタは単品売りされているので、複数台で使い回したい場合はそれを買い足せばOKですね。
マグネット変換アダプタ「CIO-MGCT-I-CC」の主な特徴
マグネットによる簡単着脱
- 圧倒的な手軽さ: デバイスのUSBポートに近づけるだけで磁石でカチッと吸着し、簡単に充電が開始されます。暗がりでもスムーズに接続することが可能です。
- ポートの保護: 頻繁なケーブルの抜き差しによるUSBポートの劣化を防げます。
- ホコリ防止: デバイス側のUSB端子にマグネット端子を挿しっぱなしにすることで、ホコリの侵入を防ぐ効果も期待できます。
ポゴピン採用で安全
- 通電トラブルの軽減: コネクター端子間で安全性の確認が取れてから通電を開始する「ポゴピン」が採用されています。これにより、マグネットケーブルに起こりやすい通電トラブルを解消し、より安心して長く使用できる設計になっています。
- 充電保護システム: e-Markerチップを搭載したケーブルと組み合わせることで、過充電や異常な発熱などからデバイスを保護する充電保護システムが機能します。
利便性の高いI字(ストレート)タイプ
- 汎用性の高い形状: スマートフォン、ワイヤレスイヤホンなどの充電に便利なストレート(I字)タイプです。一般的なケーブルそのままの形状なので、迷うことなく直感的に扱うことができます。
※L字タイプの製品も販売されています。
高い充電性能がありデータ転送も可能
- 最大240Wの出力に対応: USB Power Delivery (USB-PD3.1) に対応し、最大240W(48V/5A)の出力に対応。接続するケーブルの対応出力に準じた出力が上限となります。
- データ転送対応: USB3.x規格には対応していませんが、最大480Mbps(USB2.0規格)のデータ転送に対応。写真や動画、音声などのデータを転送可能です。ただし、映像出力には非対応。
CIOマグネットケーブルシリーズとの互換性あり
- 既存のCIOマグネットケーブルの端子と互換性があるため、すでにCIOマグネットケーブルを所有しているユーザーは、ケーブルを共用して活用することが可能。
その他
- 携帯性: 約5gと軽量で、持ち運びに便利。
- 取り外し: 片手で取り付け、取り外しができるように、傾けると外れやすい設計。その反面、充電しながらの使用には適しておらず、位置を固定しての充電が推奨されていることにあらかじめ注意が必要です。
製品仕様
型番 | CIO-MGCT-I-CC |
サイズ(長さ×幅×厚み) | 本体:約 22.6 × 13.9 × 8.5 mm 付属USB-C端子:7mm × 12.3mm |
重量 | 約5g |
コネクタ形状 | USB-Cオス – USB-Cメス |
USB-PD規格 | USB-PD3.1 |
出力 | 最大240W (48V/5A) |
USB規格 | USB2.0 |
データ転送 | 480Mbps (理論値) |
e-Marker | 非搭載 (接続するケーブル側にe-MarkerがあればOK) |
付属品 | 取扱説明書 (日本語/English) |
コメント