キャッシュプラグインの影響でコメントができなくなっていた問題を修正しました。

シティーハンター刻印のBluetoothヘッドフォン

Android

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約8分45秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

2019年に発売されたときにかなり悩んでいたSonyのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットの「WH-XB900N」。その時は買わなかったんだけど、これまで使っていた結構古いBluetoothヘッドフォンが2019年12月に高尾山に行ったときに、帰還時に自宅最寄り駅でバッテリー切れになりそうになったこともあったんですよね。そろそろ買い換え時期かと考えていたら2020年2月頭頃になってから2020年2月14日まで受注していた、劇場版シティーハンターとのコラボ製品を買ってしまいました……💦

シティーハンター刻印されているとか素晴らしい

刻印はいいですよねぇ。パッケージも特別に用意されたシティーハンターバージョンです。すばらしい。間違いなく、シティーハンター版が発売されなければ、おそらく買うことはありませんでしたし(爆)。でも、修理に出すと、シティーハンター刻印がない普通のものになってしまうことがあるという注釈があった気がする。壊さないように丁寧に取り扱わなくては……。

※最初に再生する曲は代表的な曲「Get Wild」にし忘れたというね(笑)。ついうっかり『氷菓』の「優しさの理由」を再生してしまった……。致命的なミス。

便利なタッチセンサー操作とUSB Type-C充電

ボリュームのコントロールや、曲送りや戻しはタッチセンサーになっています。Boseのヘッドフォンでも同じようなのがあるという話を聞いているので、最近のトレンドなのでしょうかね。いや、もう標準機能になる可能性もあるのかな。

シティーハンター版は「xyz」側(右)を上下でボリューム変更、左右で曲送りと曲戻しになっていますね。中央付近を少し長めに押すと、一時停止と再生になります。ヘッドフォンは、「ボタンの位置がどこだっけ?」ってなりがちなので、タッチセンサーというのは操作に迷わなくて済むので、かなりありがたいですね。あと、タッチセンサーを手で覆うと、その間だけボリュームを一時的に下げられるというのが地味ながら便利。

※電源はさすがにボタンですが、サイズが大きめなので押しやすいかな。

充電端子はUSB Type-Cなので、付属ケーブルはUSB Type-A – USB Type-C(20cm)となっており、バッテリーが切れたときに備えてオーディオケーブル(1.2m)、それとキャリングポーチ(さすがにシティーハンター仕様ではなかった)も付属しています。USB Type-Cでの充電だから、USBケーブル1本でPixel 4 XLもヘッドフォンも充電できるのか嬉しい。同時に充電をすることはないだろうし。ただし、USB PDには未対応っぽい。

最初にBluetooth接続をして確認

まずは電源を入れて、スマートフォン(今回はGoogleのPixel 4 XL)のBluetoothメニューからペアリングを実行するか、NFCタッチでペアリングをします。続いて信頼できるデバイスに追加しておきました。確認をしてみると、HDオーディオ:LDACでの接続ですね。おそらくAndroid 8以降ならばLDACになるんじゃないかと思われます。なお、バッテリー残量表示はかなりアバウト💦(100/70/50/20しか表示がない仕様だから……ってなんで25刻みじゃないのだろうか?)

アプリをインストールしてヘッドフォンの設定を変更可能

Headphones Connect 」をインストールすると、スマートフォンからヘッドフォンの制御ができます。静止状態、徒歩、ランニング、乗り物を判別して、ノイズキャンセリングのモードを自動的に切り換えられるというわけです。各種設定変更も楽々。できることはSonyのサイトを見ると以下の通りです。

  • 簡単ペアリング
  • ヘッドセットの充電式電池の残量表示
  • Bluetooth接続コーデックの表示
  • ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能のモードを調整する(外音コントロール)
  • 行動検出によるノイズキャンセリング機能の自動調整(アダプティブサウンドコントロール)
  • 音楽が聞こえる方向を変更
  • 音響効果設定(サラウンド(VPT))
  • CLEAR BASS設定
  • イコライザー設定
  • イコライザー設定のカスタム設定
  • Bluetooth接続モード設定(音質モード)
  • DSEE設定
  • CUSTOMボタンの機能を変更
  • オートパワーオフ設定
  • 音量調節
  • 音楽の再生/一時停止、前(または再生中)の曲の頭出し/次の曲の頭出し
  • ヘッドセットの接続状態と設定の確認
  • ヘッドセットのソフトウェアバージョンの確認
  • ヘッドセットのソフトウェアアップデート
  • 音声ガイダンスの言語変更
  • 音声ガイダンスのオン/オフ切り替え

ペアリングは左側にあるNFCでワンタッチ設定をしてしまったため、自分が最初にやるべきは初期状態では英語になっている音声ガイダンスを日本語にすることでした。

自分はGoogle Play Musicで普段から曲を再生しているわけですが、曲の再生制御はこのアプリからできることを確認。まあ、利便性を考えたら、スワイプダウンしてGoogle Play Musicのコントロールのほうを使いますが💦

やっぱり当然というか、さすがにアプリはシティーハンター仕様を認識できなかったか(笑)。普通にそこまで作り込んでいないですよね。

実際に使ってみての使用感

1週間ほど使ってみた段階で感じているのは、装着感が素晴らしいってことですね。27時間ぐらい装着したまま再生していたけれど、ちゃんと位置を調整して装着していれば耳が痛くなることがありません。寝ている間も装着しっぱなし(笑)。

いや、睡眠中に使いたいというのが大きな目的でもあったんですよね。なんか寝室に変な低周波っぽい騒音が2019年夏頃から聞こえるようになって……。うちは寝室どころかリビング以外に家電を置いていないから、上下階か寝室側のお隣さんからの音だと思うんだけど、安眠するためにノイズキャンセリングでリラックス系アプリの音を聞きながら眠りたかったというのがあったわけで。目的は無事に果たせている感じです。

バッテリーの持ちも十分。これならば遠出しても困ることはなさそう。10分の充電で60分再生できるって話だし。たぶん、オーディオケーブル接続で使うことは一度もないと思うかな。10000mAhのモバイルバッテリーを3つ持っているし💦

肝心の音のほうも良好で自分好みというのがいい。5年ぶりぐらいの機材更新だから、音の違いがだいぶ感じられる。まだ2月なのに今年買ってよかった製品にランクインしそうです。刻印や版権料で価格がそれなりに上乗せになっていたことを考慮しても望むところだって感じだったので満足度が高い。

主な部分の製品仕様

  • 密閉ダイナミック型
  • 約254g
  • フル充電は約7時間(USB Type-C端子)
  • 再生時間はノイズキャンセリング有効時30時間、無効時35時間
  • 待ち受け時間はノイズキャンセリング有効時50時間、無効時300時間
  • オーディオケーブル接続はステレオミニジャック
  • Bluetooth Ver.4.2 Power Class2
  • 最大通信距離は約10m
  • BluetoothプロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP
  • 対応コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC

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