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携帯型GPS発信機MT90Jを試す

[記事公開日]time 2019/03/22

携帯型GPS発信機MT90Jを試す

GPSはナビゲーションや写真のExif内の位置情報、移動した履歴などに役立つもの。どれも自分には必要でした。

ところが、iPhone XS Maxがいつの間にかGoogleマップのタイムラインをまともに使えなくなって戸惑うことに。以前は普通に使えていたし、たぶんiOSかGoogleマップをアップデートしたどこかのタイミングからだと思うんですけれど。これでは困ったなと……。位置情報は常に許可の設定していますし、Googleマップのナビで歩いた時ですら記録されないというのは不思議。

2月1日までは正常にタイムラインが作成されていました。でも精度はMT90Jに劣ります。

2月27日には立ち寄った場所と場所を結ぶ直線ばかりになってしまい、ちょっとこれでは困ります。


そこで株式会社リアルタイムシステムズの「携帯型GPS発信機MT90J」を試用することになりました。購入・レンタルは追跡型GPS販売サイトのWillGPSから可能です。専用機ならば動作結果がOSやアプリのアップデートに左右されないというメリットがあると思われます。

  • 設定をせずとも手にしたときからすぐに使える簡単導入
  • 10秒ごとにGPS測位を実行して1分ごとにサーバーに送信
  • スリープモードがあってバッテリーが長持ち
  • 充電端子はmicroUSB
  • 厚みはあるけれど、iPhone XS Maxの縦方向1/3以下のコンパクト仕様
  • シンプルで誰でも使用可能

MT90Jの手前側左のボタンは電源ボタンです。押すことでスリープを解除し、長押しで電源のオン・オフができます。ケーブルを繋いでいる場所が充電用のmicroUSB端子。青く光っているのがGPSのランプで奥のランプが通信表示用です。電話マークのボタンはデータ通信用のSIMなので使えません。SOSボタンは緊急時に現在位置を伝えるためのボタンです。

MT90Jにはデータ通信用のSIMが内蔵されているため、契約さえ済ませれば使えます。特に設定を変更する必要がなければそのまま使用を開始できるわけです。導入が簡単なのはいいですよね。GPS衛星からの信号を遮るような屋内や悪天候や高層ビル街など、GPSが苦手とする悪条件の場合以外は、細かく位置情報を取得するため、割と高い精度で記録されるようです。

サーバーで確認した移動の軌跡。電車で出かけた際にもスマートフォンよりも精度が高くプロットされていたことが確認できました。高速移動中はズレることもありますけど。移動軌跡は移動速度によって色分けされます。ちなみに徒歩の場合は青色です。

ちなみに電車移動で1日お出かけした際には、100%にフル充電した状態で09:00に出発して、23:25に戻ってくるまででバッテリー消費は45%でした。これならばずっと移動中でもなければ、1日は問題なく使えると思われます。充電端子がmicroUSBだから、いざという場合にはモバイルバッテリーから充電するという手段もあるわけですけれど。

USB PD(Power Delivery)対応の充電器「Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ」のPowerIQ側USB-Aポートから充電してみたところ、「USB Safety Tester」を使って確認したら4.8Vの0.33Aで充電されていました。MT90J付属の充電器からは、5Vの0.35Aです。どちらも満充電に近い状態での計測なので、もしかするとバッテリー残量が少ない状態ではもう少し電流が流れるかもしれません。満充電までは2時間30分ほどでした。ワイヤレス充電のQiに対応していれば運用がだいぶ楽になるんじゃないかとは思いますが、残念ながらQiには未対応です。

なお、バッテリー残量はサーバー(ブラウザはSafariとChromeが推奨されている)にアクセスして、「お知らせ」から確認することとなります。「設定」にある「アラート通知設定」でメールアドレスを登録しておいて、「低電圧通知」を有効にすることでメール通知が来るので、設定しておいたほうが安心です。


表示されるマップは、右中央上側ののあるボタンで、移動軌跡、移動軌跡+位置プロット、位置プロットの表示を切り替えが可能です。はマップの拡大と縮小。その下の地球のボタンは航空写真への切り換えができます。

下にある(下の画像を参照)はシークバーの現在位置から再生して移動を確認することが可能。左上の水色のプロットを見るとわかりますが、移動が徒歩だとかなり正確に位置がプロットされていることが確認できます(ただしGPSの特性上、屋内から出た直後の数分は除く)。

また、プロットされている位置やマップ上に表示されている名称が表示されている場所をタップすれば、住所が表示されてその場所のマップを見ることができ、アイコンからはGoogleストリートビューでその場所を見ることができて便利です。GPSアイコンの隣の数値は正確な位置との誤差が推定でどれぐらいあるかを示していて、移動速度も表示されます。

画面下部にある「現在地」はその名の通りで今いる場所の表示。「移動履歴」は初期状態では当日の00:00から現在時刻が選択された状態になっているので、検索をタップするだけでその日の移動履歴が見られます。1日だけならば日付指定でカレンダーから選んだ日の移動履歴を簡単に表示可能。

「エリア」は画面上部の住所検索か目的の場所を表示し、上部のバーで半径を指定して表示された円の範囲内に入ったときに通知を受け取ることができる機能です。下のほうでエリアの名前を指定し、で保存します。

お知らせ」は通知の一覧表示で、バッテリー残量の確認もここから可能です。

設定」は、各種設定とヘルプが用意されている部分。位置情報が丸わかりになってしまうため、設定ではパスワード変更ができるので、パスワード変更はしておくことをお薦めします。MT90Jを業務で渡されている場合は変更してはいけないというか、当然ながら会社側の管理で現在のパスワードを知らされないんじゃないかな。

通知設定は、見守り目的の用途ならばSOSと転倒の通知は設定しておきたいところです。

以上がクラウド型GPS発信機を試してみた感触です。GPSで位置をプロットしたポイントごとにGPS情報と住所が得られて、用途によっては便利だと思います。速度・経路を確認できるから、サイクリングやランニングなどと相性がよさそうです。興味を持ったら、追跡型GPS販売サイトのWillGPSからレンタルで試してみるのがよいかもしれません。


なお、GPSは19.6年周期で週数が0にリセットされるため、「GPS週数ロールオーバー」という現象が発生します。MT90Jは比較的最近の製品なので対策済みで問題はないと思いましたが、念のため株式会社リアルタイムシステムズに問い合わせをしたところ、おそらく大丈夫との回答をいただけました。

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