キャッシュプラグインの影響でコメントができなくなっていた問題を修正しました。

ZenFone3 Ultraで撮った写真サンプル集1

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約9分1秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

ちょっと買い出しへ行った時に、途中でZenFone3 Ultraで写真を撮影してきました。普段からコンパクトデジカメDSC-HX90Vを持ち歩いているから、意識的に撮ろうとしないとZenFone3 Ultraでは撮影をほとんどしないような気がするので、次回の撮影サンプルはいつになるかわかりませんので過度な期待はしないでね……💦

※撮影した画像を掲載用に縮小しただけで、補正は一切行なっていません。

標準カメラアプリにあるパノラマ、ミニチュア、スマートリムーブの3つのモードで撮影も行なってきましたが、まずは小手指駅南口の上空に飛来した航空自衛隊の航空機から。曇天の16:20頃は意外と暗く、デジカメでもAFが遅くなるケースであります。そんな感じですので、タッチ後に撮影までにはちょっと時間がかかる写真もあったのは仕方がないかなと。U-4なのかU-125なのかは、目の悪い自分には撮影時に肉眼では無理だし、この写真だけでは判別できませんでした。

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最近は買い出しをする目的の店に行くまでに、ちょっと回り道をしてポケストップへの立ち寄りをしているんですが、今回もその方向で歩んでいたら途中でYS-11FCが飛来。こちらの方が飛行速度が遅かったからか、AFはほぼ瞬時に行なわれました。これまで使っていた端末がXperia Z1/Z Ultra/J1 Compactと比較的古いものなので、スマートフォン(ファブレット含む)でこんなに早いAFはこの時が初めての体験。ズーム撮影が必要ないのならば、コンパクトデジカメがますます存在価値をなくしていく感じがしますね。

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続いては小手指駅南口にある長野公園でパノラマ撮影をしてみました。これまではGoogleカメラのパノラマ撮影が一番使いやすいと思っていたんですが、今回試した結果、ZenFone3 Ultraのパノラマ撮影も同じぐらいいいなという感触。(そのうち改善されるとは思うけど)SonyのデジカメもSony MobileのXperiaもパノラマ撮影時にスイング速度が早かったり遅かったりすると無慈悲にやり直してくださいと言われるわけでムカつかされていたわけです。最初から撮影し直しになってイライラさせられた人は自分以外にもまわりに多かったようですが……。

ドキドキしながら試したZenFone3 Ultraのパノラマ撮影モードは親切で嬉しかったですね。向きを変えるために動かすのが早すぎるとか、ちょっと上下方向にズレすぎると下や上の方向に動かしてね的アドバイスが画面に表示されるんですもん。指示に従っていれば問題なくパノラマ撮影ができるってわけです、はい。これならばパノラマ撮影の失敗率は劇的に下がるから、パノラマ撮影をしてもいいかなって思う。まあ、映り込んでほしくない人とか車が来ている間は次の撮影指示方向へ端末を向けなければ(向けても撮り直しできて)映り込みなしで撮れるGoogleカメラの方向性がやはり個人的には最善のような気もしたり。

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パノラマ撮影の次に試してみたのは、ミニチュア撮影モードです。このモードはSonyのデジカメにもあったので、これまでもたまにミニチュア的に撮っていました。ZenFone3 Ultraでは標準カメラアプリでミニチュア撮影ができるんですねぇ~。

左側のバー2本はミニチュア化する部分とそれ以外の部分でのEVなどの調整、右側のバーはズームとなっています。ズームは撮影シーンによるかと思いますが、左側の2つのバーは撮影対象をどれぐらい目立たせるかの調整です。調整結果がどうなるのかがわかってきてからが本番かと。初期状態のままで撮影せずに、いろいろ試して慣れるためにいじってみたほうがよいと思います。そのほうが面白い写真を撮れるようになるのは間違いありません、はい。円形状にミニチュア処理をするか、直線的にミニチュア処理をするかを下のタブで切り替えて使います。

処理対象を示している破線をスライドすれば処理対象となる位置を変えられるし、ピンチアウト・ピンチインで2本の指を使えば処理対象の範囲幅・大きさを変えられるし、直線的な処理のほうでは斜めにすることも可能。よって、被写体の魅力を最大限に引き出すように試行錯誤できるかと思われます。6.8インチの画面で見ると処理結果の映像もよく見えますから。撮影者のセンスが光る面白写真を撮れるかも。

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近所にはミニチュア処理をしても面白くなるような被写体はないよな~ってことで、ポケストップでボールを回収した公園にあるすべり台でお試しです。しかし、ミニチュア撮影モードはつらいなぁ……。1280×720の写真になってしまったぞ。スクリーンショットのほうが高解像度って……💦

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普通に見るとこのような普通のすべり台でーす。

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ミニチュア対象を円形で大きめになるように設定して撮った写真。

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効果範囲を水平方向にして、縦方向はすべり台全部が収まるぐらいに広げてみた写真。上下が強くボケるのはそのため。

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効果範囲を円形にしてすべり台よりも小さくしてみた写真。意外と面白く仕上がる感。

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水平方向だけど効果範囲をすべり台の高さよりも低くしてみた写真です。ミニチュア感的にはこれが一番かな?

高彩度にして被写体の周辺以外をぼかせばミニチュアっぽくなるってのは、今となってはデジカメだと普通に用意されている感があったから、スマートフォンの標準カメラアプリまできたんで、誰もが普通に使えるところまで来たのかなという印象。スマートフォンのカメラアプリ機能の底上げがここまで来ていると、特徴(大きな差別化)をアピールできない性能のコンパクトデジカメは今後ヤバそうですね。


%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%a0%e3%83%bc%e3%83%96スマートリムーブもテストしてみました。人や車が動いている都市部で背景だけを撮りたい場合に有効かもしれない機能です。これは5枚連続で撮影をして、動きのある部分を除去した写真を撮ろうというもの。いやー、きれいに消えていますよね……。

しかし、本気で使おうとすると実際には厳しそうかなという印象。5枚しか撮らないんだもん。もっと枚数多いほうがきれいに消えると思うんですけどねぇ。たった5枚の差分から動いている部分を除去するって、結構条件的に限られてしまい厳しいでしょう(技術的な面から見ると将来的には同じ条件でも動いている側がきれいに消えるのかもですが)。

役立てばラッキー程度の機能のようですね。撮影間隔の時間と枚数をユーザー側で指定させてほしいと切実に思います。

check1 check2今回は公園で遊んでいるお子様で検証してみたんですけれど。本人を特定できるような撮影をしていないし、肖像権の問題が起こらないように配慮しているはず……。

そのようにしてスマートリムーブで撮影した結果、5枚撮影後に、ここを消すよって確認が表示されました。該当部分をタッチすると消す前と消したあとの確認ができます。問題が無ければ画面右上の icon-check-circle-o をタップして、動いていた部分を消し去った写真を保存できるというわけです、はい。


今回試してみたパノラマ、ミニチュア、スマートリムーブの3つの撮影モードですが、個人的にはどれもダメだなという結論にいたりました……。撮影された画像的には何も問題はありません。むしろ、結構いいんじゃないのって思うぐらい。ただ、いずれのモードも撮影した画像にExif情報がないんですよ。自分はExif情報なしの写真は画像管理的に困るんですよね。Exif情報まわりは将来的に改善されたりしないのかな?

なお、今回撮影した写真を縮小処理をしていない実サイズでの写真はGoogleフォトのアルバムで公開しておきます。容量不足になりそうになったタイミング(2018年春頃?)で圧縮して容量を圧迫しないようにしてしまうと思いますけれど。

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