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個人番号カード交付申請のご案内ってうさんくさくない?

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マイナンバー(個人番号)の通知カードを受け取って読んでみた案内。これを見たら、ちょっと個人番号カードを作るのをためらうような内容だなって思ってしまうんですが💦

まずは、案内を見る以前の段階での話。通知カードの保管が1週間しかなかったのがつらかったなぁ。スケジュール的にハマっていた&夜型生活になっていたんで、再配達を頼んでも無事受け取れる自信がなかったから……。仕方がないので、再配達を頼まずに期限ギリギリにどうにか時間を合わせて郵便局まで受け取りに行ってきました。今の世の中、夜に仕事をしている人もいるんだから、そこを考慮してもらいたいと思うんですよね。

で、案内を読んだんですが不安しか感じられません。1ページ目にマイナンバーは他人に知らせてはいけないと書かれているけれど、落したり盗まれたらどうするの? 提供を求めてきたところが流出させちゃった場合はどうすればいいの? 始める前にそこまで普通は検討しているはずなんだけど、なんでそれに対する記述がないのかなぁ?

2ページ目を見た時にはめまいがしましたよ……。下のほうにある【マイナンバー・法人番号の詳細はこちら】って部分、公式サイトを「マイナンバー」で検索と、「マイナンバー ツイッター」で検索となっていて公式サイトのアドレス未記載。おいおい、これ大丈夫なのか? ずさんすぎて気絶しそうです。検索上位に出てくるのなんていつ変わってもおかしくないんだし、検索に使うサイトによっても違うんじゃないの?

気になったので、検索最大手のGoogleと、Windowsだと初期状態のままで使われそうなMicrosoftのbing、利用者が多そうなYahoo! Japan、日本にはもう興味を持っていなさそうな蚊帳の外的なAskの4種類で2015/12/01に調べてみた画像を用意してみました。Twitterユーザー以外は検索しないであろう「マイナンバー ツイッター」は調べていません。結果はたいして変わらなそうですし。

おそらく検索結果的に正しいアドレスは http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/ だと思われますが、ご案内に明記されていないので自分にもわかりません。この時点でアウトという絶望的な……。Googleの検索結果以外は、広告主のサイトが上に来るから、こんな告知方法だと騙し広告を入れられちゃったら詐欺られる可能性が大なのではないかと危惧してしまいますよねぇ。金さえ出せばGoogle先生以外は広告を上に出しちゃうんだろうし。

MN.Google

検索でのシェア最大Google先生の検索結果。

MN.bing

Windowsの初期状態で使われるMicrosoftの検索エンジンbingの結果。

MN.YahooJapan

Yahoo! JAPANの検索結果。1行目でわかるように勝手に検索範囲も広げさせようとしていてよくないですね。

MN.ask

さすがにすでに日本はスルーになっているっぽいAskはさっぱり引っかかりませんね。

※明らかに反日的な国の企業が提供している検索エンジンは調べていません。だって、今はどのような検索結果であれ、反日のためならば検索結果をいくらでもあとから変えてきそうじゃないですか。調べても無駄にしか思えないんで……。

それにしても、政府は曖昧さが残るよくない方法でやっちゃったなという感じがします。オレオレ詐欺なんかに引っかかるような人たちは騙されそうな予感。大丈夫なんでしょうか。心配です。

3ページ目と4ページ目はメリットだけ説明しているけど、デメリットの説明がない時点で、詐欺の典型的なパターンであり、うさんくささが増してしまうんですよね。

そして「さあ、申請しましょう」なんて5ページ目から書かれていてもさ、普通にまったく普及しなかった住基カード以上に警戒して申請する気がない状態になると思うんだよ。6ページ目と7ページ目は「○○で検索」に結果的に表示されるはずのアドレスも併記されているけれど、いちいちチェックしないんじゃないの?

次の詐欺は、個人番号カードで確定だなって思わされたという。

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