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光の軌跡を撮影してみた

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約3分50秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

このところ、いろんな撮影を試しているわけで、その一環で今回は光の軌跡を撮影です。まだカメラの特性を把握できていないんで、機材を用意して撮影する方法とは別のアプローチからいってみました。

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最近は便利になったもので、α7S(ILCE-7S)にインストールできるカメラアプリを使うと簡単に撮れるようになっているっぽかったんですよね。目的を果たせるのならば手段にこだわることはないと思うため、Sonyのデジカメ用アプリである「PlayMemories Camera Apps」から誰でも簡単に長時間露光写真が撮れると噂のアプリ「ライトトレイル」を入れてのお試し。対応カメラが少ないんだけど、対応機種だったので試してみたという次第。テストでいきなり遠出するわけにもいかないため、小手指駅近辺で撮影してみました。

ライトトレイル」アプリは反則的なまでのお手軽さで、撮影モードをS(シャッタースピード優先)かM(マニュアル設定)にしておいて、撮影開始と撮影終了のタイミングを指示するだけ。あとは自動でやってくれます。驚くべきことに、ディスプレイには軌跡が反映されるから、それを見ながら光がいい感じに延びたところで撮影終了のタイミングを見計らえばよいのです。なにそれ、本当にそんな簡単にできるんですかい?

シャッターボタンを押している間だけ露光する設定、シャッターボタンを押すごとに切り換える設定、そしてモニターと電子ファインダーの表示切り替えに使われているアイセンサーを利用して撮影の開始と終了ができる設定があります。今回ブレなしに撮影できた写真は、アイセンサーを利用して撮影開始時にファインダーの前に手をかざして撮影を開始し、撮影を終了したくなったら再びファインダーの前に手をかざしたものでした。カメラを置いて固定しておけば手ぶれは発生しないわけで……。リモコンもいらないし、そこまでできるのかと驚かされます。

そのあたりの結果を知るのは先のことであり、まずは撮影してみようとしていた小手指駅北口に向かう前に、アプリのテストを行ないました。どのような風になるのかを把握してからにしようってことで、小手指陸橋から西武鉄道の電車で軽くテスト。なんか光の矢になっている感じですごいにゃ~。

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そしていざ本番。小手指駅北口で撮影してみました~。あれれ。ブレたのは自分が三脚を使っていない状態でシャッターボタンを押したからだけど、アイセンサー利用での撮影でもフォーカスが合わないで出来上がっているのがあるなぁ。しかも成功よりも多いじゃないか。中にはそのほうが味があるかもってのもあるけれど、意図していませんので。アプリの設定でAFにしたのとMFにしたのと、どちらも同じぐらいで失敗と成功をしているから、何がいけなかったのかよくわからぬ。しばらく試行錯誤することになりそうかな。ただ、MFでミスするのは3インチのディスプレイじゃわかりにくいというだけでなく、自分がかなり激しい乱視だからっていう致命的な問題があるのかもしれん……。orz

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さて、アプリで目的の撮影を果たせたのかどうかという話ですが、期待以上の写真が撮れて嬉しいというのが率直な印象。ただ、やっぱり気になる部分がある不自然な写真もあるんで、最終的にはバルブ撮影での撮り方も覚えないといかんなと思っています。それにしても、お手軽設定でここまで撮れちゃう時代になったのかと、技術の進歩には驚かされるばかりなり。

最近のSonyのデジカメを使っていると、楽だからどんどん堕落していくような気がしてならない。技術の進歩はよいことではあるんだけどね。

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