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有間ダムの監査廊見学

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11月14日は埼玉県民の日ということで、協賛行事が開催されています。去年は秩父の合角ダムの見学会に行ってきました。今年も行こうかと思ったんだけど、悩んでいるうちに飯能の有間ダムでも監査廊見学を行なうことを思い出し、直前になって目的地を変更。まだ見学に参加したことがなかった有間ダムのほうへお出かけです。

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埼玉県民の日に西武鉄道に乗車する際には、「埼玉県民の日記念 1日フリー乗車券」を使います。去年までより10円高くなっているけれど、埼玉県内の西武線の駅と西武園・西武遊園地なら乗り降り自由とお得。特に秩父には小手指からだと普段の往復の半分以下の料金で往復できちゃいます。西武園も入園無料だったり、航空公園なんかもYS-11の内部開放や航空発祥記念館の入場無料など、いろいろお得なことをやっているんですよね。ってわけで、毎年11月14日はスケジュールを空けておくようにしています。

ただ、乗車券は小手指から飯能の往復だと480円であるため、差額が10円であまりお得ではないですね。でもそれも考慮済み。東郷公園西武園ゆうえんちにも行くつもりでお出かけしたから。バスの運賃がそのままだから、合角ダムや有間ダムへ行くのは埼玉県民の日でもちょっと交通費がつらいんだけどね。小手指駅8:21発の飯能行きに乗り、飯能駅8:51発の名郷行き国際興業バスで河又名栗湖入口バス停へ9:30着。残念ながらこの時間のバスは、さわらびの湯バス停へ向かいません。ちょっと歩く距離が増えますが、いい天気だったので景色を眺めながら歩いて有間ダムへ。全体的に見たところ、まだまだ紅葉は微妙。

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さて、左岸側の天端近くの受付へ着いてみたらまだ誰も参加者がいない状態。10分近く前に着いてしまったので仕方ありません。まわりよりも紅葉が早い場所で撮影して時間を潰していました。天端の左岸側の立ち入り禁止のフェンスが開いていてワクワクしていたんだけど待ちの時間。受付が始まり、ダムたんけん隊のコバトン缶バッジがもらえました。生産数が少なくてレアらしいです。

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時間となり、監査廊見学の第1陣が出発することになりました。扉を開けて入ったところは、入口のほうに急角度で下りていく階段と、真っ直ぐ続いている監査廊。延々と続く階段を下へと降りていきます。途中からさらに急な角度の階段へと変わりました。古いダムだからエレベーターがないだけじゃなく、階段の角度もキツいじゃないですか。500段ないけど降りるだけでも結構体力を消耗させられます。地震計と温度計は暗くてよく撮れませんでした。「震度4以上の地震が起きたら、目視点検をするって本当ですか?」ってネタ振り質問をする前に、先にいわれてしまった(笑)。監査廊内は約9℃。浦山ダムで見た温度よりも低いなというのが意外です。結構歩いて堤体下の出口に到着。初めて踏み入れる未知の領域(監査廊もそうだったけど)。

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外へ出たぞ~~~。

すぐ脇にあったのは、洪水吐トンネルですよ。ダム穴っていわれてる有間ダムの特徴的な洪水吐から出てくるところ。1度でいいから流れ出ているところや洪水吐を間近から見てみたいなぁ~。選択取水設備から流れている生態系維持のための河川維持放流を有間ダムで見たのも初めて。さわらびの湯のほうから入れないようにしてあるフェンスの先にはこのようなものがあったんですね。確かフェンスよりもだいぶ手前から立ち入り禁止区域だったと思ったんで、フェンスがあったことも初めて知りました。減勢池は想像していたものと異なってたかな。

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降りてきた監査廊を戻って登って行くのかと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。第2陣や第3陣が来るのに、狭くて急な階段ですれ違うのは危険だから当然のことか。堤体を歩いて登って行くという嬉しい展開。普段では見ることのできない視点から光景を見られるじゃないですか。第1陣の班は左岸側の石階段を目指してそこから戻るという話で実際そうなりましたが、他班は天端中央あたりを目指して上り続けている人を見かけたので、班によって違ったのかな?

それにしても表面に使われている石は、ワイルドだった広瀬ダムと比べると小ぶりに感じましたね。ちなみに堤体の草は岩のある上部以外はきれいに刈られていましたが、これはさすがに契約した業者が行なったもので、有間ダムの職員の方ではないそうな。まあ、当然ですよね。そこで疲弊していたら緊急時の対応に遅れが出るリスクを考えたら、同じスタッフがやるべきではないもん。

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感覚的に、秩父の浦山ダムの500段を登ったときよりも疲れましたね。今回は上り下り両方だったというのがあるけど、下りる階段が急勾配だったし、帰りもちょっと軽めの丘に登る感じで意外ときつい。ダムの設計仕様上、登るほど勾配が急になるしね。でも、自分的には東京タワーを外階段で700段登ったときより楽だったかな。あと、飯能市は狙っていたんじゃないかと思うのが、景色を見ながら登ってもらい、登った場所にある「この美しい自然をいつまでも大切に!」の看板を見てもらうこと。策士じゃのぉ~。監査廊見学のイベント後は、休憩がてらに紅葉しているところをピンポイント撮影。やはりここも去年と同じ場所が紅葉早い。

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少し休んだところで、撮影したい場所へ向かいます。バスの時刻表で本数が少ないのを知っているだけにタイムリミットから逆算して洪水吐へ。右岸側でちょっと遠いんですが、途中で少し撮影しても大丈夫な余裕を持って移動開始。この洪水吐をもっと近くから見せてほしいといつも思っているんだけどね(笑)。

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今回は試しに一脚を使って普段よりも高い視点から3枚ほど撮影してみました。シャッターリモコンの代わりにXperia Z Ultraを使って。6.44インチの画面で見ながらの撮影は事前予想だと便利なんじゃないかと思っていたんだけど、これはこれで撮影が難しいなぁ……。Wi-Fiで送られてくる映像はラグがあるから、狙ったタイミングで撮れるとは限らないんですよね。慣れの問題もあると思うから、判断するにはもうちょっとリモート撮影に慣れてからの検証が必要そうだけど。

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さわらびの湯バス停へと向かう途中も時間に多少の余裕があったので撮影しつつ歩いてみました。鳥がいるーーってデジカメで観察撮影してみたり、堤体を登ってくる見学者たちを眺めながら。バス停で待っていたら、『ヤマノススメ』のラッピングバス3号車がやってきました。しかし、乗るのはこれじゃありません。東飯能駅へ行くために乗ったバスは普通のでしたね。

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よく見ると堤体を真っ直ぐ天端へ登っている人が……。来年に行くことができたら、これ自分もやってみたいなぁ(笑)。

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なお、この日は有間ダム監査廊見学以外に名栗湖カヌー試乗体験もあったんですが、時間的な問題でカヌーのほうはやめておきました。

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