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六堰頭首工を見学

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18日に出かけてきました、ダム巡り。その最初の目的地が「六堰頭首工」です。ちょうどその1週間前の11日に神奈川を一緒にダム巡りしたどん君と行ってきました。きっかけは神奈川のダム巡りを終えて帰ってきたところで、下久保ダムが洪水期に備えて水位を下げるための放流をやるよって情報を見て、「行こうか!?」って話になったからですね。

下久保ダムを中心にプランができていく中、時間があったら行ってみたいと自分が提案したのが六堰頭首工。頭首工というのは、川をせき止めて水を用水路へ取り入れる施設。ダムのような大規模なものではありませんが、水利的には重要な施設です。合角ダムというプランもありましたが、最終的に六堰頭首工となりました。

18日の待ち合わせ場所は西武新宿線の南大塚駅北口。この駅で下りたのは初めて。初めての駅はワクワクしますよね。自分だけか?(笑)

そして前回のXperia™アンバサダーのモニターで借りていたXperia Z Ultraの時には断念した六堰頭首工へと到着しました。この日は雨ではありませんでしたが曇り。撮影条件的にはよろしくありませんでした。それもあったし、今回はあくまでもメインは下久保ダムだったので、時間的なこともあって右岸側には行かなかったので左岸側しか撮影していません。

  

取水口付近。奥に見えるのが管理所。

とりあえずXperia™アンバサダーのモニターで借りているXperia ZL2で手近なところから撮影を開始。点検用の通路が下流側にしかなくて、道路の下を通って螺旋階段を登っていくとか、これ、点検を行なわなければならない施設の管理者には鬼畜な仕様だなぁ。

    

取水口のところにある青いのはゲートなのかなぁ、でもなんか違うような……って思っていましたが、9時になったところで職員の方が来て操作を開始。じっくり眺めてしまいました。取水口に集まってくるゴミを除去するための装置でした。動画撮影しちゃいましたよ。写真の撮影もしていましたけど。魚道は残念ながら通っている魚を見ることはできませんでした。

      

ベルトコンベヤーにゴミを落していますね。その先にあるトラックへ送られるってことです。この日は少なくて楽だったと聞きました。多い日は3台ぶんになることもあるとか。

 

六堰頭首工にはダムカードはありませんが、資料をもらいに管理所へと向かいました。無事に資料をもらって帰ろうというタイミングで、取水口のゴミ除去作業をしていた方が戻ってきまして、本来は事前予約をしておかないと無理な見学をさせていただけることになったという急展開。

操作室を見学したわけですが、基本的には24時間自動運転とのこと。そうはいっても、驚くべきことに、この六堰頭首工はわずか3名で管理しているとの話。あんな点検に手間がかかりそうな構造なのに? 埼玉県、ケチりすぎじゃないのかなぁ。非常時にはかなりの長時間勤務になるらしいし、ゲートが3cm傾くだけで自動運転が解除されて当直の方が対応しないといけないとか苦労話を聞いて、裏方で目立たないお仕事かもしれませんが大変だけど重要ななお仕事であることを再認識。

 

かなり貴重な体験をしたかもしれませんね。地元の小学校の社会科見学の直前だったとのことで、いろいろ説明していただけたのは予行練習的だったのかもしれませんが。この日の本命だった下久保ダムの放流見学よりも、この六堰頭首工の説明のほうが印象に残ったという。

当初の予定時間よりも長く滞在しましたが、なかなか充実した時間を過ごすことができました。プロ意識を持っている方の話は、別業種であっても貴重でいつも参考になります。

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