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首都圏外郭放水路の特別見学会

Xperia

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※撮影に使ったのはグローバル版Xperia Z1(C6903)です。

年に1回開催されている首都圏外郭放水路の特別見学会へと行ってきました。地下神殿といわれる世界最大規模の地下放水路です。8年ぶりに公開されるポンプ室と、調圧水槽内のポンプ吸い込み口の羽根車(インペラ)が今回の目玉。16日と17日の2日間でしたので、人が少ないと思われる土曜日16日の午前中に見てきました。

最近は異常気象でゲリラ豪雨なんかが増えています。上流から流れていく雨水の量を調整するダムだけではもはや治水は限界といえるでしょう。最終防衛線的な施設が、中流や下流の各地にある調節池や、この首都圏外郭放水路のような施設というわけで、この見学会は最新の治水状況を知ってほしいということで行なわれているんじゃないかなぁ。金がかかるものは何でも反対という人たちがいますから、地下神殿っていわれている施設を1度見てみたいって人たちに治水効果を知ってもらう意味では大きな意味があるんじゃないでしょうか。運用開始から10年でこれまでに84回だったかの施設稼働で被害を抑えているそうですね。2013年は11回も稼働したそうな。

まあ、施設はだいぶ活躍しているという話はそこまでとしておいて、いった時の話をば……。マイミクの方と東武野田線の南桜井駅北口で待ち合わせたのは10時なので、小手指8:19発の電車で出発しました。そして南桜井駅の北口で見たのはシャトルバス待ちの列。

 

庄和排水機場に到着して、さっそく地下神殿へ。バスと同様、それなりの長さの列が出来ていました。階段で地下へと下りていきます。合角ダムの階段に比べれば角度もゆるい半分以下の段数だし、全然楽なものです。

ちなみに庄和排水機場の階段を下りたところから上を見るとこのような感じに。

 

さっそく先に進んで地下神殿へと向かいます。数値としては知っていても、実際に見てみると予想外に大きい。柱に比べると人が小さくて、まさに大きな神殿といったところ。

庄和排水機場の地下にある首都圏外郭放水路の調圧水槽。地下神殿ともいわれている。

巨大な柱が数多く見受けられる。

柱の数は全部で59本。横2m、奥行き7m、高さ18mというサイズ。重さは1本で500トンもあります。

首都圏外郭放水路の調圧水槽内をパノラマ撮影しておきました。

特別に公開されているんだから、調圧水槽内のポンプ吸い込み口の羽根車(インペラ)を見忘れるわけにはいきません。人が集まっていてなかなか撮影できるところまで進めなかったですね。柵があるわけでもないのに人がいない空間が出来ていましたが、上から水滴がぽたぽたと落ちてきていたからでした(笑)。

ポンプ吸い込み口の羽根車もかなりの大きさ。

調圧水槽の奥のほうで首都圏外郭放水路の解説を行なっているコーナーがあって、結構多くの人が説明を聞いていました。

首都圏外郭放水路の説明コーナーに集まる人々。結構前のほうで見ることができました。

あとは奥へと進んで立坑を見て地上へ戻ります。立坑は直径30mで、深さは70mとかなりの大きさ。だいぶ手前に柵が用意されていて、立坑をよく見ることができなかったのが残念。

首都圏外郭放水路の第1立坑。調圧水槽に隣り合っています。近くまで寄ることが出来なかったので、これがベストショットということに。

地上に出たら、祭りを見ながら軽く食事。みんな首都圏外郭放水路の特別見学会を見に行っているからか、人数は少なめ。踊りでの出演者の割合がかなり高そう。

軽い食事のあとは、ポンプ室の見学に向かいました。階段を下りて入ったところに世界最大級ガスタービンエンジンポンプが特別に展示されていたので撮影。そしてポンプ室へ。

今回公開されていた調圧水槽内のポンプ吸い込み口の羽根車は、4号機のものでした。

ポンプ室の見学を終えたら、外に展示されている泥水式シールドマシンの面板(カッタ)を見て見学を終えて帰還です。首都圏外郭放水路のトンネル工事で使われたものが展示されていたのですが、外径12.14mという大きさ。全体を収める場所取りが大変。

なお、この日にルーター代わりにXperia Z1へBluetoothテザリングをさせていたXperia Zのバッテリー消費は7時間半ぐらいで57%ほど。データ通信だけさせるならば1日は持ちそう。

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