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WindowsXPの終了を速くする

Windows NT4.0/2000/XP

Windows NT4.0/2000/XPでは、ログオフあるいは終了(シャットダウン)時に「設定を保存しています... 」の表示のまま長い時間待たされてしまうことがあります。これはレジストリの処理上の問題だったり、インストールされているソフトウェアやドライバが反応なし状態になってしまうのが原因です。

この状態を解消するものとして、MicrosoftはMicrosoft User Profile Hive Cleanup Service (UPHClean) を配布しています。これをダウンロードしてインストールするとよいでしょう。ただし英語版です。残念ながらMicrosoftは日本語版は出す気がなさそう。英語版とはいえ、そう難しい記述などがあるわけではないので、インストールのほうは簡単。「Next」「I agree」といった先へ進むボタンを押していけばインストールが完了です。

インストールしたツールはWindowsのサービスとしてOS起動時に自動的に実行され、コンピュータを監視して開いているリソースが使われなくなった段階で強制的に閉じてくれます。ログオフあるいは終了時に時間がかかるのは、無事に終了(解放)できていないリソースが残っているから。本ツールをインストールして対策している環境ではそれを未然に防げるため、特に長時間起動しっぱなしのWindowsXPでは終了がかなり早くなります。

……これって、Microsoftの技術サポートへの初出はずいぶん前なんですよね。なんというか、毎月のセキュリティー更新のついでにアップデートとして一緒にインストールしてほしい気がするかな。環境を作り直すとついついインストールし忘れそうなパッチかも。終了処理が遅いというのに気付いてからインストール漏れを知るわけで……。