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セキュリティの警告を非表示にする

Windows XP(SP2)

WindowsXP SP2からは、Internetからダウンロードしたファイルを開こうとするとセキュリティの警告が表示されるようになっています。初心者にはこういう警告があったほうがよいのかもしれませんが、そうでない人にとってはこの表示が毎回表示されるのは鬱陶しいと感じる人もいるわけで……。これを無効にするための方法をここでは紹介します。

FAT32のディスクに保存した場合にはセキュリティの警告は表示されません。これはNTFSのディスクでのみ機能しています。

対処法

WindowsXP SP2ではファイルにゾーン情報を保存するように仕様が変更されました。レジストリを書き換えることで従来のようにゾーン情報を保存しないようにすることができます。初期状態ではレジストリにキーが存在しないので作成してください。ダブルクリックで設定したい人は登録エントリをどうぞ。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Attachments
SaveZoneInformation=dword:1(非表示:ファイルにゾーン情報を保存しない)
SaveZoneInformation=dword:0(表示:セキュリティー警告有効)

なお、この変更でセキュリティ警告を無効にした場合でも、すでにダウンロードしてあるファイルを開く場合にはセキュリティの警告が表示されます。ダウンロード済みのファイルの警告を出さなくするには、ダウンロード済みファイルのプロパティを開き、属性にあるブロックの解除ボタンを押してください。

このレジストリ変更だけでなく、インターネットオプションの詳細設定にあるセキュリティで、署名が無効でもソフトウェアの実行またはインストールを許可するのチェックを解除しておかないと警告が出るので注意してください。

あくまでもWindowsXP SP2のセキュリティ警告は、ファイルの保存時にどこから入手したものなのかという情報を付け加えるものです。ブロックの解除で一度情報を除去したものや、セキュリティ警告を非表示にした状態で保存したファイルをセキュリティ警告ありにして開いても警告は表示されません。