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メモリ割り当てのチューニング

Windows 2000/XP

Windowsは用途に合わせてメモリの優先割り当て方法を変更することができます。システムのファイルキャッシュに優先的に割り当てるサーバー向けの設定と、コンシューマ向けのアプリケーション優先を選ぶことが可能です。

通常は初期値のままで

設定を変更するにはレジストリの設定値を変える必要があります。設定できる値は0か1です。1にするとアプリケーションを素早く起動するために確保している4MBのメモリ確保をやめ、物理メモリを優先的にファイルキャッシュに割り当てるようになります。より多くのメモリを必要とするサーバーや大規模アプリケーション(これらの用途はそもそも4MBほど増えたところで焼け石に水なのでそもそもは物理メモリの搭載量を増やすべきである)向けの設定です。初期値の0は頻繁にアプリケーションを起動したり終了したりといったコンシューマ向けの用途向けとなっています。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Session Manager¥Memory Management
LargeSystemCache=dword:0(初期値)
LargeSystemCache=dword:1

サーバー向けの設定にした場合、プラグインを呼び出したりする一部のアプリケーションの動作が遅くなるので、設定の変更には十分な注意が必要でしょう。設定の変更が必要な方はレジストリ登録エントリをご利用ください。再起動後に設定が有効となります。