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コマンドプロンプトでファイルやフォルダの名前を簡単に入力する

Windows XP

用途によってはコマンドプロンプトを利用しなければならないケースがあります。ファイルやフォルダの名前が長かったり日本語が使われていたりすると面倒ですよね。これを簡単に入力する方法の紹介です。

入力補完機能を利用する

WindowsXPのコマンドプロンプトでは、Tabキーを押すことで入力中のキーワードを補完する機能があります。例えばWindowsのインストールされているドライブのルートで、WIと入力してTabキーを押すと、WINDOWSとフォルダ名が表示されます。表示されたWINDOWSに続けて¥syと入力してTabキーを押せば、Tabキーを押すごとにWINDOWSフォルダ内のSYから始まるファイルやフォルダが順番に表示されるはずです。これを利用すれば長いファイル名などの入力も楽になります。

もし、Tabキーが効かないようであれば、コマンドプロンプトのWindow左上のアイコンをクリックするかタイトルバー上で右クリックしてシステムメニューを表示し、ポップアップしたメニューから規定値を選んでみてください。オプションタブの編集オプションオートコンプリートがあるのでそれにチェックを付けてください。以後、Tabキーが利用できるようになります。

何も入力していない状態でTabキーを押した場合は、対象フォルダにあるファイルとフォルダが順番に表示されるので、それほどフォルダ内にファイル数が多くないのであればTabキーを押していくだけで入力が可能です。なお、Shiftキーを押した状態でTabキーを押すと逆順に表示していけるため、Tabキーを押しすぎた場合に利用すると便利だと思います。

GUIを利用する

Windows95の頃から利用可能な方法としては、WindowsのExplorerからファイルやフォルダのアイコンをコマンドラインへドロップするという手があります。これを利用するとコマンドプロンプトにはフルパスで入力されるので非常に楽です。ただし、この方法はコンソール利用がメインという人や搭載メモリが少ないPCだと、頻繁にタスクを切り替えるのは作業効率の低下となるかもしれません。