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USBデスクトップ扇風機 DN-81387

(2012/07/09)

節電の夏ということで消費電力の少ない扇風機が求められているようなご時世。USBから電力供給を受ける扇風機が消費電力が少なくてお得と考える人も少なくないんじゃないでしょうかね。今年はスマートフォンのためにモバイルバッテリーがあるから、USB扇風機を試してみようと考えました。そのような時にノートPC用のテーブルを購入するついでで購入したのが「DN-81387」です。発売日を知らずにポチったら、ポチッたのは発売日の午前2時頃でした(笑)。意図せぬ新製品買いだったという展開ですじゃ。この製品の特徴は以下の通り。

実売価格が1000円を切っている上に首振り機能があるというのが魅力の製品です。風量はサイズ相応といったところ。弱ならば50cmぐらいまではそこそこの風を感じるのではないかという感じかな。コンパクトな割にがんばっている製品だと思います。USBのケーブルは1.1mなので、PCとの位置関係の問題で設置場所を選ぶ可能性があることに要注意。まあ、延長ケーブルを用意すればいいんですけど、USBの端子は本体直付けで外せませんよと。

USBバスパワーというとPCとの接続を前提に考えることが多いけれど、乾電池も使える製品だし、USBと乾電池だとどっちがお得なのかが気になる人もいるんじゃないでしょうか。さっそくテストの開始です。風量は弱で実験を行ないました。まあ、バッテリーは温度などにも左右されますからあくまでも参考程度の情報となりますが……。

モバイルバッテリーにUSB接続して、バッテリー残量約10000mAhから本製品が止まるまでモバイルバッテリーで動かし続けたところ、なんと25時間25分ほど動きました。これは期待値をはるかに超えた動作時間ですねぇ。これならば万一電力供給が得られなくなってもモバイルバッテリーが意外な用途で役立ちます。乾電池のほうは、毎回乾電池を買うとコスト的に割高でUSB扇風機を使う意味がないと思ったため、eneloopを4本使ってテストしてみました。1900mAh×4ですね。その結果は、わずか9時間10分ほど。扇風機が動かなくなった状態でeneloopのバッテリーチェックをしてみると残量がかなりありの状態でした。どうやらeneloopのような充電池は考慮していない設計のようですね。まあ、USB接続での使用がメインの製品ですし、eneloopで9時間も持てば十分だと思いますけれど。実験結果は製品の個体差があるかもしれないので参考程度に思っておいてくださいな。

PCの空いているUSBポートを使用して扇風機を使いたい人には、1000円しないお手頃価格だし、お薦めの製品じゃないかなと思います。でもUSBケーブルは取り外しができないので、乾電池で動かす場合には邪魔に思えるかもしれません。気になるのはその程度でした。製品の個体差もあるから一概にはいえないし個人的な印象ですが、動作音は弱ならばあまり気にならない程度ですね。普通のコンパクトな扇風機と比べてそれほど差はないかなという感じかな。