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VALUESTAR G typeS 内部

筐体内部がどのようになっているのかは購入前にはわかりませんよね。メンテナンス性が悪いとメモリの増設やハードディスクの交換時に苦労するわけで、そのような情報が購入前にほしい人がいると思います。特に省スペースタイプのPCでは大きな問題となりかねません。ここでは内部がどのようになっているのかをお伝えしましょう。

ケースカバー

本体のケースは3つのスライドスイッチで固定されています。ケースを開けるのには何ら必要ありません。ケースを開けるという面では特に問題となることはないでしょう。

3カ所ともスライドさせてやや上へ持ち上げる感じにすればカバーが外れます。外すのは簡単です。ただ、カバーの取り付けはちょっと慣れるまではうまくいかないかもしれませんね。

ケース内部

ケースを開けてみると、左下に結構コンパクトなサイズの電源があり、その上にCPUの冷却システムがあることに気付きます。右下にはハードディスクがあり、ハードディスクの内蔵スペースは一見2台分ありそうに見えますが実際にはキャプチャーカード(?)がスペースを使っているようですね。ハードディスクの交換はこの配置を見た感じではかなり面倒な作業になりそうなことがわかります。

それらの上の中央部にメモリのスロットが2つあります。省スペースであるとはいえ、本機はメモリの増設については簡単に作業できそうです。したがって、省スペースモデルはメモリの取り付けが大変だから……と、購入時にメモリをカスタマイズで増やしておくという必要は本機に限っては必要ないでしょう。

冷却ファンの実装状態

CPUファンは5cmとなっており、静音ファンに換装しようと思ったら該当製品を探すのが大変かもしれません。6cmならばすぐに見つかるんでしょうけれど。また、交換を試みるのであれば、このレイアウトではチップセットのヒートシンクを一度取り外す必要もあります。電源ファンのほうは7cmです。これまた微妙なサイズですが、電源ファンを交換するというのはあまりにもハイリスクなので、実際に行なおうという人はいないと思いますけど。

※いうまでもなく冷却ファンの交換をしたりすると保証が受けられなくなります。交換を行なうならば自己責任です。