キャッシュプラグインの影響でコメントができなくなっていた問題を修正しました。

ZenFone3 Ultraをモバイルバッテリーから急速充電

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この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約4分53秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

やった~、ZenFone3 Ultraにもモバイルバッテリーから3A充電をできる環境も用意できるじゃないか~(かつてUSB Type-CコネクタAC充電器で3A充電ができるのを確認していたから、購入前から可能だと判断していたんじゃないかっていわれそうだけど💦)。

そもそものきっかけは、GWの最終日に遠出した際にモバイルバッテリーからのZenFone3 Ultraへの給電がうまくいかず、勝手に何度もZenFone3 Ultraがリバースチャージをしようと余計なことをしてくれたことだったりします(ZenFone3 Ultra側がモバイルバッテリーに給電しようとするから充電できない)。不要なリバースチャージ機能を無効化したい。どうやって問題を回避・解消すべきか悩んだんですが……。別の製品に買い換える選択肢が一番早そうという判断になったわけで、財政的によろしくない展開になりました。さすがに端末側を買い換えるというのは高すぎるので、モバイルバッテリー側ですが💦

モバイルバッテリー側が接続すると接続先の端末へ自動的に給電を開始するタイプのものだったとはいえ、過去1年ぐらいはZenFone3 Ultraだけでなく、別の端末ともモバイルバッテリーの接続で同様のトラブルが起こったことがなかったので非常に困惑です。発生条件がわからないんだもん……。

ただ、最近は遠出したときに急速充電できるような環境がほしいと考えていたので、このトラブルをいい機会と前向きに考えることにして、思い切ってZenFone3 Ultraに使うモバイルバッテリーをUSB PD(Power Delivery)での充電環境に対応していくことを決意なのです(虚勢)。

選定したモバイルバッテリーは10000mAhでUSB PD対応の「AUKEY モバイルバッテリー 10000mAh 18W Power Delivery 対応 Quick Charge 3.0 対応 USB TYPE C搭載 スマホ充電器」です。USB Type-A端子が2個(Quick Charge 3.0ポートと2.4A対応ポート)、USB Type-C(Power PD対応)を1ポート持っている製品。箱を含めればほぼ同等のサイズのZenFone3 Ultraよりも厚みはあるけれど、製品自体のサイズは小さくて、5インチのXperia Z1とほぼ同じぐらい。5インチのスマートフォンを持ち歩く感覚で10000mAhのモバイルバッテリーを運用できるということです。スマートフォン2台持ちがOKの感覚ならば、このモバイルバッテリーを持ち歩くのは余裕なんじゃないかと思われます。

モバイルバッテリーに唯一あるUSB Type-C端子は入出力の両対応。スマートフォンに接続すればスマートフォンに給電、充電器に接続すればモバイルバッテリーへの充電となるので、USB Type-Cケーブルを1本持っていれば、このモバイルバッテリーにケーブルを繋いだままで、充電も給電も可能ってお手軽運用ができることになります。自分は「Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル (50cm) 」で運用して良好な結果。お値段が高いけれど、ケーブルの長さに問題を感じなければ安心の1本となるUSBケーブルだといえるのではないでしょうかね。ちなみに、モバイルバッテリーの充電には、「Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ【Power Delivery対応 60W 5ポート USB-C急速充電器】」を使っています。

さて、その効果のほどはといいますと、外出時のモバイルバッテリーからの充電で大歓迎の急速充電を実現できているのであります。出先で3A充電で余裕の対応が可能ってすばらしいですね。Battery Monitor Proは+方向が消費電力で、-方向が充電量。3A(3000mA)で充電できているのが確認できます。

期待通りの運用結果でした。モバイルバッテリーでもUSB PDがもっと普及していくことを祈りたいところです。なにしろ外出先でも急速充電ができますからね。各社にはUSB PD対応製品の開発がんばってもらいたいところ。ただ、ZenFone3 Ultraはよろしくないなぁ。不具合なんだと思うが、USB PDでも希に給電が切れることがあるんだもん。ASUSの端末はいつも電源まわりでトラブルのがいただけない💦


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