キャッシュプラグインの影響でコメントができなくなっていた問題を修正しました。

『Photo Commander 16』を試用

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約4分4秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

モニター募集があったので、試しに『Photo Commander 16』を試用してみることにしました。体験版は10日しか使えないようだけど、延長申請をすれば20日使えるっぽかった。

自分は撮影した写真を普段から『Adobe Photoshop CS6』でRAWデータの現像をしているので、置き換えることができる製品なのかが気になったわけです。判断に迷う結果でしたが💦

インストールは言語を選び(当然システム情報から日本語がデフォルト選択で)進めていくわけですが、常用するかわからないのでファイルの関連付けはなしにしたところまでは特に問題なし。しかし、一切説明もない状態で突然選択を求められた「インポートの設定」は怖いのでどれも選ばずに終了ボタンをクリック。インストーラーの説明が不親切なんじゃないですかね💦 情報なしで判断させられるのでは、インストールを断念する人もいると思う。自分もやめておいたほうがいいんじゃないかと思ったし。どういう動作が行なわれるのかは事前に知らせてほしい。

インストールして使ってみたところ、『Adobe Photoshop CS6』では開けないSonyのミラーレス一眼カメラα9のRAWデータを普通に開けて感動。これはいいと思ったのですが……。メニュー体系が全然異なるから慣れるまでつらいなという状態に。Photoshopベース風のメニューも用意したほうがよいのではないかなという印象。あくまでも個人的な感想ですが。乗り換えユーザーを取り込みたいならば、他社製品に近いメニュー表示モード設定があったほうがいいんじゃないのかなぁ。

チェックしていくと、画像ファイル内に埋め込まれているGPS情報が、PhotoshopやWindows10のファイルプロパティーで確認できるのに、このアプリはGPS情報なしになっていたのが厳しい感じがします。自分が試したのはSonyのカメラの写真だけだから、他社のカメラの写真だと大丈夫なのかもしれないけれど。GPS以外もExif情報の正確さに少々不安を感じたかなぁ。Exifの仕様を読まずに独自仕様で実装してしまっているのだろうか?

「クイック修正」で最適化や「コントラスト/カラー」を使えば、写真の見栄えはかなりよくなるのは確認できました。だいぶ安価なアプリで今はここまでいけるのかと驚きです。味付けは若干違うけれど『Adobe Photoshop CS6』と遜色ないレベルで補正できていますね。細かい調整はユーザーがやればいいわけですし、これは素晴らしい性能です。

ただ、マーカーや投げ縄ツールを使用してのオブジェクト削除機能はずいぶん古い製品だと思っている2012年頃の発売だった『Adobe Photoshop CS6』に遠く及ばなかった💦

建物内から右上に少しあった光が漏れている部分の修正をしたかったんですけれど。1枚目が『Photo Commander 16』で、2枚目が『Adobe Photoshop CS6』であります。右上に発生した削除したい部分が逆に目立って意図せぬ映像になっている状態を見れば性能差は歴然💦 この部分の改善はがんばってほしい気がする。

 

あとはSNS対応がイマイチっぽいなと思ったかな。メールとFacebookとTwitterだけの対応のようで。マイナーなGoogle+を……とは言わなくても、流行りのInstagramは入れておかないとダメなんじゃないの?💦

現状でも実装されている機能はかなり役立つものが多いように感じるので、改良を頑張ってライバルと競ってほしい気がします。今回試した範囲の機能はオブジェクト削除以外はかなりよかったので今後に期待している状態。

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