キャッシュプラグインの影響でコメントができなくなっていた問題を修正しました。

ZenFone3はQuick Charge 3.0対応に問題があるという話

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約3分15秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

ASUSのZenFone3シリーズを購入する場合には注意が必要です。ZenFone3 Ultraの場合は、当初は他社のQuick Charge 3.0対応充電器でも問題なく充電できました。しかし、ファームウェア13.6.8.17でユーザーへの告知もなく、ASUS以外の充電器ではQuick Charge 3.0で充電できなくしてきたのです。それ以降のファームウェアはすべて無効化されたまま。ここまでは過去に掲載したZenFone関連記事を読んでいた人は把握済みだと思います。

そして先日2016/12/13頃だったと思いますが、ASUSは「ZenFone が Quick Charge 3.0 に対応しているか確認するには?」というページを公開しており、それを読む限り他社製のQuick Charge 3.0対応充電器対応を今後も意図的に排除したまま行く気であることが感じられます。

2016/12/17時点では以下の3機種についての記載ですけれど。今後Quick Charge 3.0対応の端末が発売されたらリストは増えていくんじゃないかな。

  • Zenfone 3 Deluxe (ZS550KL)
  • Zenfone 3 Deluxe (ZS570KL)
  • Zenfone 3 Ultra (ZU680KL)

仕様が変ってしまうような重要な変更であるのに告知もせずに勝手に機能を低下させたというのも問題ですが、Quick Charge 3.0という仕様を謳って販売しているのに規格に準拠している他社製品を使えないようにしているのが大問題。当然ながらユーザーは規格に対応しているならば使えないとおかしいと考えるわけで、他社製品を排除するならば製品仕様にQuick Charge 3.0対応と記載[PDF]してはいけないと思うんですよね。詐欺行為になるんじゃ?

ACコンセント1個でひとつしか端末を充電できない充電器なんて困る人も少なくないでしょうし、急速充電が必要な出先で素早く充電したいとQuick Charge 3.0対応のモバイルバッテリーを購入した人もいるでしょうし。この似非Quick Charge 3.0仕様のままにするのならば、ASUSは身勝手で無責任な企業なんじゃないかと思わされますね。他社製Quick Charge 3.0対応充電器を殺されてからは不信感いっぱいでお薦めしにくいメーカーかなと。

ZenFoneシリーズはアップデートで基本的な仕様が勝手に変わる危険性を把握しておかないと痛い目に合うかもしれません。基本的な規格の部分を変えてくるってことは、今後も何か不具合が発見された場合に修正するんじゃなく、仕様を変えて使えなくし、なかったことにするという可能性も考えられますし。さすがにまずないだろうけど、おそろしい例をあげると「LTEのBand19が殺される」とかね💦

やっぱりファームウェア13.6.6.25以前に戻したいなぁ……。

【追記】 「ZenFone3 UltraをUSB Type-CコネクタAC充電器で充電」も一読してくださいませ。

コメント

  1. 田澤 より:

    そか、自社製品以外だったんですね。ヒドイ話だ!
    こちら、13.6.6.25-20160825なんですが、他社製品では試してません。

  2. 伊織舞也 より:

    Android7が来たら即アップデートするだろうし、ここにチョロい人柱がいます💦←←←