キャッシュプラグインの影響でコメントができなくなっていた問題を修正しました。

ZenFone3 UltraでOpen Cameraを使うと問題が……

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約3分37秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

ちょっと試しにZenFone3 Ultraで『Open Camera』(無料:使用したver.1.33の時点では広告もなし)を使ってみたところ、「あれれ?」と気になる点があったので、少々検証を行なうことにしました。設定はCamera2 APIを使っても使わなくても起こったため、撮影した写真のExif情報が足りないのは本体側の問題なのか、それとも『Open Camera』側の不具合なのかを知っておかないといけないと思ったわけです。

Windows10の画像ファイルのプロパティの項目で普段は値のあるところを表にしてみました。比較対象はXperia Z Ultraで撮影した写真です。を/で区切って併記している左側がZenFone3 Ultra、右側がXperia Z Ultraとなっています。は正しい値が入っている状態、△は不正確や取得ミスが起こったもの、は値が存在しなかったものです。まあ、焦点距離とか、そもそも正しいのか判断ができない項目もあるんだけど……。

プロパティ 端末標準カメラ Open Camera Googleカメラ
撮影日時 / / /
プログラム名 / / /
大きさ / / /
/ / /
高さ / / /
水平方向解像度 / / /
垂直方向解像度 / / /
ビットの深さ / / /
解像度の単位 / / /
色の表現 / / /
カメラの製造元 / / /
カメラのモデル / / /
絞り値 / / /
露出時間 / / /
ISO速度 / / /
露出補正 / / /
焦点距離 / / /
測光モード / / △/
フラッシュモード / / /
35mm焦点距離 / / /
明るさ / / /
光源 /△ /△ /△
露出プログラム △/ / △/
ホワイトバランス / / /
デジタルズーム / / /
EXIFバージョン / / /
緯度 / / /
経度 / / /
高さ △/ △/ △/△

以上の結果から判断すると、『Open Camera』側の不具合でした。端末側の問題だったらダウンロードしてくるほかのカメラアプリに影響があって大変なわけで、端末側じゃないことを確認できて安心です。

Open Camera』だとマニュアル設定でISO感度6400でも撮れるんですよね。撮影できる解像度も標準カメラアプリより豊富だったり、対応している端末ならばRAWデータ(DNG形式)での保存もできたりします(ZenFone3 Ultraは対応していた)。ただ、自分はExif情報で写真をリネームして管理しているから、現状だと使えない……。『Open Camera』のバージョンアップで修正(対応?)されることに期待です。

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