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「soratama 72」をα7S+SEL35F14Zで使う

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約2分45秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

宙玉 soratama 72被写体がガラス球に閉じ込められたかのように写る宙玉と呼ばれる写真があります。「soratama 72」に「Extension Tube 72」を足すことで、レンズ径が72mmならばカメラのメーカー問わずで、自作せずとも宙玉写真を撮影できる完成品を購入することができるのでお手軽です。接写になるのでマクロ撮影できるレンズを使うか、接写リングを併用しなければならないという注意点はありますけれど。

※「XCSOURCE ステップアップリング 8個 ステップダウンリング 8個 フィルターアダプター」を使えばほとんどの口径のレンズに取り付けはできると思います。ただ、副作用的なものはあるかもしれません。

Kenko 接写リング デジタル接写リングセット SONY αE用 フルサイズ対応 10mm/16mmセット 834008自分が持っているSONYのEマウントのレンズは、SEL35F14ZSEL1635ZSEL24240も72mm径なので、そのまま取り付けできるんですよね。とはいえ、その3種類いずれも最短撮影距離が絶望的に無理なので、そのままでは使うことができません。ただ、KenkoからSONYのEマウント向け(フルサイズ対応)の接写リングが発売になったため、安心して使えるようになりました。SONYのEマウントレンズを使っていて、宙玉を撮影しようなんて人はあまりいないと思うけど、自分が試してみた結果を掲載しておきますね。とりあえずは、自分がメインで使っているレンズSEL35F14Zで使ってみた場合の設定です。α7シリーズならば同じ構成で大丈夫だと思います。


接写リングは10+16mmと両方使用。宙玉側の筒部分は「soratama 72」に付属の20mmだけでなく追加で「Extension Tube 72」の購入で手にした20mmも併用して、40mmにするならばSEL35F14Zではしっかり宙玉の撮影をできることを確認しました。接写リングを16mmだけにして「Extension Tube 72」のすべてを使うとケラレが発生するけど、撮影後にトリミングするのならばその組み合わせでも大丈夫かな。Aモードでf/8.0-11.0ぐらいがピント合いやすい感じ。

フルサイズセンサー向けのEマウントレンズをα5000/5100/6000/6300などのAPS-C機で使うのならばケラレが発生することはないから問題なく撮影はできるはず。APS-C機とフルサイズ対応レンズの組み合わせは楽そうだなぁ……。

SEL24240はまだ少し試してみただけだけど、接写リングは10+16mmと両方使用して「Extension Tube 72」もすべてを使った状態で39mmぐらいで撮影できることだけは確認済みです。

2016-06-11_14.50.29 SONY_ILCE-7S_ISO100_AvF8.0_Tv100_35mm_A 2016-06-11_14.51.36 SONY_ILCE-7S_ISO400_AvF8.0_Tv40_35mm_A

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