キャッシュプラグインの影響でコメントができなくなっていた問題を修正しました。

無線LAN中継器でいろいろトラブルが発生して笑えた

この記事を読むのに必要な時間は推定で最大約4分29秒で、速読ですとその半分ぐらいです。

久しぶりに地雷製品を買ってしまった。安定性に不安がありそうだけど購入してみた無線LAN中継器「WRC-733FEBK-R」は、もしかするとMEDIAS WP以来の大きな外れになるかもしれない。

設置している場所が悪くて、前回のLAN環境の更新時にケーブル削減を実施した結果、LANから孤立していたプリンターと、これまで1度もネットワークに繋いだことがないBDプレーヤーをネットワークに取り込もうという目的での購入です。どちらも使用頻度はそんなに高くありません。プリンターに至っては今や年に1~2回しか使わないし。なので多少の不安定は楽しむつもりで事前に覚悟していたんだけど、開封からわずか1時間で思ったよりも多くのトラブルが発生しちゃって先行き不安なやつだなと苦笑。

WRC-733FEBK-R

本体は映り込みやすくホコリも付着しやすい外装。夜景が映り込んでいます。

開封して真っ先に感じた「WRC-733FEBK-R」の印象は、なんで「WANポートがあるの?」でした。単純にこれはコストダウンのために別製品の外装を流用しているようですね。マニュアルが正しければ実際にはLANポートとして使えるみたい。

出荷時状態では2.4GHz帯を中継するようになっていました。まずは動作テストのために「NEC AtermWG1800HP2」とボタンを押してWPSで接続を確立。無事にBDプレーヤーがインターネットに繋がって安心。ここで目的達成として終わらせればよかったんですが……。

自宅からは2.4GHz帯は数多のSSIDを検出していて30ぐらい見えることもあるんだけど、5GHz帯は見かけても最大時に3つほどとほとんど見ない現状。当然混んでいない5GHz帯で使用したいので、Xperia Z Ultraからブラウザで設定画面にアクセスして切り換えます。5GHz帯に切り替わって再起動。ボタンを押してもWPSで接続設定ができないじゃないか。仕方がないので手作業で接続先の情報を入力します。そしてまたXperia Z Ultraで設定画面を開こうとしたら、設定を変更するための接続先SSIDは2.4GHz帯も5GHz帯も圏外となって検出できずハマり。これでは何もできません。ダメだこれ。この段階で愉快な地雷となる予感。

製品底面にあるリセットを押して出荷時状態への戻して作業やり直し。今度は2.4GHz帯で真っ先に設定画面へ進んで5GHz帯に切り換え。やっぱりボタンを押してもWPSで接続設定はできません。設定変更用の5GHz帯のSSIDで今度は設定画面に進めたため、情報を入力して接続設定を行なったけど10分ほど待っても接続が確立できなかったという……。これは設定に時間を吸われそうだから邪魔にならない所へ設置場所を変えたら2.4GHz帯のランプが点灯。えっ、さっき5GHz帯にしていたよね? 電源オフでその部分の設定が消えたのかな。もう一度試してみたら使用周波数帯の指定が消えるのが再発したので脱力。頻繁に再現するのかは確認していないけど、最初に2回連続で体験してしまうとさらに試す気にもなれず……です。この製品どうなってんの?

もういいやって気がしてきて、またリセットして2.4GHz帯のままWPSで接続を確立して使用開始。もうこの製品には5GHz帯はなかったものと思うことにしよう。時間を消費するだけになりそうだもん。

しかし、安定性がどの程度なのかチェックのためにBDプレーヤーで動画を見ていたら、再生途中で何度か接続が切れたのも体験。むむむ、予想していた以上に接続が切れやすいなぁ。でも自分はどの製品でも2.4GHz帯なんて過度な期待はしていないから、5GHz帯ならば大丈夫(マシ)なのかなって思ったりもする。今のところこの製品は5GHz帯で使えていないんだけど(笑)。

やはり、やや高いけどNECの子機になるやつ買っておけばよかったんだろうな。無線LANはNECが安定性の高さの割に安いという実際の経験則があるしね。でも挙動が面白そうなので、暇でまとまった時間を取れる時があれば、またリトライして遊んでみるかもしれません。

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