NetHoodフォルダを掃除する
Windows XP
マイネットワークに表示される共有フォルダの情報はNetHoodフォルダに記録されています。たいていは各共有フォルダへのショートカットファイルがあるだけなので気にしていない人も多いでしょう。ところが、1GB近い巨大なファイルを移動やコピーした場合に、Windowsはここへそのファイルのコピーを保存することがあります。ハードディスクの空き容量が妙に減ったというときには確認してみたほうがよいかもしれません。
コマンド プロンプトで確認
NetHoodは特殊フォルダであるため、コマンドプロンプトから確認する必要があります。スタートからファイル名を指定して実行を選びます。もしくは、Winキー+Rキーのショートカットでも可。ここでcmdとしてEnterキーを押します。cd nethoodと入力してEnterキーを押してください。別のユーザーのNetHoodフォルダを調べるのであれば、マイコンピュータから該当ユーザーのNetHoodフォルダをドラッグ&ドロップでコマンドプロンプトの画面へ持ってきてEnterキーを押してNetHoodフォルダを開くとよいでしょう。
dir/sと入力してEnterキーを押して中をチェックします。例の画像は、仕事で使ったデータをDVDイメージを作成してデータを書き込もうとした際のもの。DVD-RのドライブのPCでイメージを作成したところ、DVD+Rのメディアしか手元にないことにあとから気付き、DVD+RのPCへファイルコピーした際にNetHoodフォルダに残ってしまったファイルです。4GB近いファイルがこのまま残ってしまってはたまりません。余計なファイルを見かけた場合は、del/s 消したいファイル名と入力してEnterキーを押し、ファイルの削除を実行しましょう。
これまでのところ、ファイルのコピーが保存されたことがあるのは*.zipと*.iso。どういう条件でファイルがコピーされるのかはよくわかりません。