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ハードウェアの安全な取り外し

Windows XP

USB(1.1/2.0)やi.LINK(IEEE1394)などの周辺機器を接続している場合、タスクトレイ(通知領域)にあるアイコンをクリックして「ハードウェアの安全な取り外し」から取り外さないとデータの消失といった危険なイベントが発生してしまうことがあります。ところが、このアイコン、必要なときになぜか消えていたりして選べないことがあるのです。「音量」のアイコンもいつのまにか消えることがありますが、問題の深刻さは比べ物になりません。この状態が発生したときのためにあらかじめ備えておいたほうがよいでしょう。

ショートカットを作成して回避する

「ハードウェアの安全な取り外し」はDLLファイルで用意されています。そこでそれを直接呼び出してやれば問題は解決です。スタートからファイル名を指定して実行を選びます。もしくは、Winキー+Rキーのショートカットでも可。そこにRundll32 shell32.dll,Control_RunDLL hotplug.dllと入力してOKボタンを押すかEnterキーを押してください。望みの「ハードウェアの安全な取り外し」が無事に呼び出せるはずです。

しかし、いちいちこれを入力するのも面倒ですので、ショートカットアイコンを作成しておいたほうがよいでしょう。デスクトップの何もないところで右クリックし、新規作成ショートカットを選び、項目の場所へRundll32 shell32.dll,Control_RunDLL hotplug.dllと入力します。次へを押すとショートカットアイコンの名前を聞かれるので、ハードウェアの安全な取り外しとでも入力して完了を押してください。

そのままだとアイコンが真っ白なので、作成したショートカットアイコンを右クリックし、プロパティからアイコンの変更を行なったほうがよいかもしれません。参照ボタンから好みのアイコンがあるファイルを指定してアイコンを選ぶとよいでしょう。アイコンを用意するのが面倒というのであれば、C:¥WINDOWS¥system32¥hotplug.dllC:¥WINDOWS¥system32¥shell32.dllにあるアイコンから選ぶという手があります。なお、作成したショートカットアイコンは、お好みのフォルダへコピーしておくとよいでしょう。自分はクイック起動に入れています。必要ならばサンプルのショートカットアイコンをダウンロードしてください。