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実行させたくないアプリケーションを指定する

Windows XP

セキュリティ的にリスクのあるプログラムや職場に不必要なアプリケーション類を実行させたくないというケースがあります。完全に禁止することは困難だと思いますが、簡易的なものであればレジストリを変更することで指定したアプリケーションの実行を阻止することが可能です。

設定方法

まず最初に制限機能を有効にするためのレジストリを設定しましょう。初期状態では存在しないので、dword値で作成します。

HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Policies¥Explorer
DisallowRun=dword:1(実行制限:あり)

実行制限機能を有効にしたら、続けて実行を禁止したいアプリケーションを登録していきましょう。こちらも当然ながら初期状態ではキーが存在しないので新規に作成してください。ここではデータ流出で世間を騒がせているWinnyを実行させないための設定を例にあげておきます。ここでレジストリエディタを使用不可にすると、管理者権限を持つ別のユーザーでHKEY_USERSからたどって削除することになるのでご注意を。

HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Policies¥Explorer¥DisallowRun
1=winny.exe

名前を1から連番にして文字型で値を作成して、実行を禁止したいアプリケーションの数だけ記述していきましょう。指定がすべて終わったらWindowsを再起動して設定を有効にし、念のため実行できなくなっているか確認してください。

このコンピュータの制限により、処理は取り消されました。システム管理者に問い合わせてください。

設定例を見て予想できた人もいると思いますが、抜け道があるので設定を行なわないよりはマシという程度のものです。警告にはなるでしょうけどね。