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セキュリティセンターを止める

Windows XP

市販のセキュリティソフトをインストールして使っていると、Windows標準のファイアウォールやセキュリティセンターは無用の長物です。リスクをわかっていてあえて一時的にセキュリティをオフにするたびに警告を出されたりするし。セキュリティソフトのIDSやファイアウォールを使っていても動いているWindows標準のファイアウォールサービスは無駄のひと言ですね。これを改善してみましょう。

あくまでもセキュリティーソフトを使っていて処理が重複しているから無駄を省いてPCの処理負荷を減らそうという意図なのであり、セキュリティーソフトを導入していないのに処理を軽くしようなどという無謀かつ他人に迷惑を掛けることになるであろう想像力が欠如している人は絶対に設定してはいけません。セキュリティーソフトを未使用でこの設定を行なったらほとんど犯罪ですよ。

うちはPCへの負荷が軽くてセキュリティ的にも定評がある「ESET Smart Security」を使っているので、このような設定変更を行なって、処理速度優先的にPCを使っているというわけであります。

設定方法

デスクトップやスタートメニューにある「マイ コンピュータ」のアイコンを右クリックして「管理」を選択します。「サービスとアプリケーション」をダブルクリックすると、「サービス」が表示されるので、それをクリックしてサービスの設定を行なえるようにしてください。

「Application Layer Gateway Service」があるので、スタートアップの種類を「無効」にして停止ボタンを押してサービスを止めます。これは、インターネット接続の共有とインターネット接続ファイアウォール用のサービスなので、ほとんどの人は必要ないでしょう。

続いて「Security Center」もスタートアップの種類を「無効」にして停止ボタンを押してサービスを止めてしまいましょう。これでいちいち警告が表示されなくなります。

さらに「Windows Firewall/Internet Connection Sharing (ICS)」もスタートアップの種類を「無効」にして停止ボタンを押してサービスを止めるとよいでしょうね。これを無効にすると、LAN内でのXP環境同士でファイルを右クリックした場合の応答速度が向上します。

上記の設定をすべて変更した場合、MP4ファイルのエンコード速度がSD(720x480)の場合に1fpsほど向上することをうちの環境(Core 2 Duo E8500/3.16GHz)で確認しました。エンコード速度は設定にもよりますが、意外に良好な結果かな。大きく体感速度が向上するわけではありませんが、ネットワークの処理にまで対応しているセキュリティソフトを使っているのに、Windows標準のサービスを有効にしたままにしていて無駄にCPUパワーを浪費しているようならば設定を変更したほうがわずかとはいえ地球環境的にはエコかもしれません。